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アメリカ、中西部のミネアポリスよりはじめまして!

はじめまして、マヤと申します。 アメリカミネソタ州に数年前に移住し、アメリカ人パートナーと2人暮らし、現地で働いています。


この Note のめざすところ

不安をワクワクに変える情報をもっと!

私は2017年にアメリカに移住したのですが、移住前・移住後の情報収集で、たくさんのブログや note にお世話になってきました。お世話になった方々への恩返しの気持ちで、海外移住された方や、海外生活になんだかワクワクする方々のお役に少しても立てればと考えました。

アメリカ中西部情報、特にミネソタについて日本語で書かれた情報はまだまだ少ないと感じます。このため不明な要素が多く、なんらかの理由でアメリカ中西部行きを検討した時、不安を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。私もそうでした。

私も移住前はミネソタに良いイメージは持っていませんでした

ミネソタを舞台とした映画で、明るく洗練されたイメージのものは少ないです。私は映画「Gran Trino」「Fargo」などを視聴し、相当暗い気持ちになったのを覚えています。

5年以上住んでみて、だんだんミネソタの魅力を発見できてきた気がしています。もちろん他の土地と比べると不便な点もあるのですが、この土地でしか体験することのできない魅力にもあふれていることに気づいたのです。

この Noteで生活者目線の良い情報も発信できれば・・・・、というのが表向きの理由ですが、私自身がこれを書きながら、自分とミネソタとの関係性を整理し確認できるのではないか、とも考えています。

ミネアポリスってどんな所?

「アメリカ中西部」は荒野ではなく、街は意外に都会

ミネアポリスって聞いた事がある気がするけど、どこだっけ?と思いますよね。
ミネアポリス市は、アメリカの中西部 (Midwest)ミネソタ州に位置しています。

東西でほぼ中央、南北では最北でカナダに近い

ちなみに、アメリカの中央部なのになぜ中西部と呼ぶのか調べてみたところ、アメリカ植民地時代に東海岸化から西海岸に向けて開拓を進めたため、東海岸から見ると西部に当たるためそう呼ばれるようになり定着したようです。

ミネアポリスを都市圏でみると、Minneapolis–Saint Paul という二つの市 (Twin Cities)の合体した地域で、人口370万人を擁し、アメリカの都市圏ランキングで16位(2023年現在)となっています。

アメリカ第16位の人口を擁する都市圏、ミネアポリス・セントポール地域 (ツイン・シティ)

参照元 https://en.wikipedia.org/wiki/Metropolitan_statistical_area 

上位を見てみると、1位はNY, 2位 Los Angeles 3位 Chicago、4位 Dallas、5位 Houstonなど超大都市圏が続きますが、飛んで13位へ行くと、 San Fransisco, 14位 Detroit, 15位 Seattle となっており、15位のシアトルの次がミネアポリス・セントポール都市圏 (通称ツインシティー)です。(2023年の統計より)

私はもともとミネソタに田舎なイメージを持っていたのですが、ミネアポリスは意外に都会で、街がよく整備されていて、美術館、劇場、コンサートホールなど文化・娯楽施設が充実しています。そして都市部と森と湖の広がる美しい自然が広がった郊外とのアクセスが良く、都会と田舎の両方のいいとこ取りができるのが大きな魅力だと思います。

都市部は近代的なビルと歴史的な建造物が立ち並ぶ

"Midwest (中西部)"と聞いて、大草原しかイメージできなかった私ですが、ミネアポリスは肥沃なミシシッピー河が流れており、また州全体として10,000以上の湖のあったりして、水資源が豊か豊かで肥沃な土地です

夏は湖のビーチで湖水浴

水資源が豊富ということで、農業、製造業が発達しています。 

また、寒さに強いぶどうの栽培を生かした60ものVineyard (ワイナリー)があり、ワイン・テイスティングやツアーを提供している ワイナリーもあります。

ワイナリーめぐりも春から秋にかけての楽しみのひとつ

ミネアポリスにつきまとう残念なイメージ

一方、2020年にジョージ・フロイドさんが警察に取り押さえられて死亡した悲しい事件が起きたのもミネアポリスであることから、ミネアポリスがネガティブなイメージを世界に植え付けてしまった感も否めません。

2020年には抗議運動だけでなく、暴動も起きました

それでもこの土地が素晴らしいと思う理由

見えにくいところで、人種差別は存在するのかもしれませんが、住んでみた肌感としては、「ミネソタ・ナイス」という言葉が生まれるほど、この地域の人はおおむね親切でフレンドリー、人種、宗教、性別、年齢などの差別をしないよう配慮しながら暮らしている印象です。

アートや音楽、教育など文化的に発達していながら、スポーツも盛んな土地柄でもあり、自然に恵まれ、アウトドア天国。のびのびと家族や友達と楽しい時間を過ごす事ができる環境。  ・・・これが、この土地の大きな魅力ではないかなと思っています。

作者のマヤについて

東京出身。東京と神戸、シンガポールにてマーケティング系のサービスプロバイダー等を経験後、転勤扱いで数年前アメリカに移住しました。

ジョギング、音楽、読書、旅が好き。
よろしくお願いします。

初夏の朝ランは気持ちがいいですね!


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