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医学部5年生の日々

医学部の5年生は、臨床実習が生活の中心になる。また、見学中心の実習がポリクリ、診療参加型の実習がクリクラと呼ばれている。各大学ごとに、診療科の回り方や、人数などには色々と違いがあり、詳述すると大学がバレる可能性があるので、ここでは割愛する。だが、ある程度少人数の班に分かれて実習する、というスタイルはどこも共通しているだろう。

一定の期間(2週間とか)ひとつの診療科で実習をしたら、次の診療科にいく。それを1年くらいかけて、実習はすすんでいく。

基本的に、臨床実習期間中は、班員と毎日一緒に過ごすことになる。もちろん、廊下や図書館などで班員以外の同期と顔を合わせることはあるが、毎日会うわけではない。だから、班員は徐々に家族みたいな感覚になってくる。学年全体が集まっている時でも、班員の顔を見ると妙に安心したりするのだ。(もちろん、折り合いが悪い人と同じ班になって苦労する人もいるから、これが全員に共通する認識というわけではないが)

それまであまり深く関わったことがなかった子たちでも、ある程度親近感が湧いていくのは、単純接触効果の典型例だと思う。

私の実習班は、普段あまり接点無い人たちが集まった割に実習開始直後からかなり仲が良かったが、そのまま駆け抜けられそうでとても嬉しい。ひとえに、皆の協調性や性格の良さや、その他諸々複合的な要因のおかげだと思う。

充実した日々を送れたのは、何よりも班員のみんなのおかげだ。彼らのことが、たまらなく愛おしい。ここを見てるわけではないからここでお礼を言っても届くわけではないけど、毎日心から感謝している。みんな、愛してるゼ♡

それにしても、初めて医学生の日常っぽい文章を書いたな……笑

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