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アジャイルやDevOpsのことを考えさせられることが個人的に最近多くなっています。また…

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アジャイルやDevOpsのことを考えさせられることが個人的に最近多くなっています。また、彼我の差については思わぬところでも耳にするようになってきています。そこで、データや英語文献などをいろいろ当たってみたいと思っています。

最近の記事

DigiDとマイナンバーカード

オランダの自治体のITについて調べようとしていたところ、DigiDというものについての記載を見つけました。 外国から来てオランダやドイツで働いている人たちのための英語メディアIAMEXPATによるものです。 オランダでは、納税、年金、福祉など、オンラインで行政サービスを受けたり、納税したりするのにDigiD(ディージーディー)という、デジタルの個人識別IDを使用するそうです。 日本でも住民登録がある外国籍のかたはマイナンバーを持っていますが、オランダでも、外国籍の人であっ

    • Wagileということばがある

      Wagile Google Translater →ワガイル Bing Translater →ワジャイル 先週の記事で、ミニウォーターフォールについてしらべていたところ、Wagileという言葉を見つけました。Agileを称したウォーターフォールという意味のようです。 Wagileの語がある記事を抄訳してみました。 [あなたのチームは本当にアジャイルなのか、それともミニウォーターフォールなのか] Is your team really Agile or mini Wa

      • ミニウォーターフォール? ~ 令和元年版 情報通信白書を読んだ の続き

        前の記事で気になるところがあるとほんの少し触れましたが、令和元年版 情報通信白書の 第2章3節「Society 5.0が真価を発揮するためにはどのような改革が必要か」で気になる図(引用下図)を見かけました。アジャイルとウォーターフォールの比較です。 アジャイルでは、イテレーションやスプリントと称して「ミニウォーターフォール」をやってしまうことが悪い実践(Bad Practice)として槍玉に上下られるのを知っており、ウォーターフォール的工程がイテレーションされているような印

        • AI、IT、経済指標 ~ 令和元年版 情報通信白書を読んだ

          オランダの自治体とITについて、以前や前々回のように調べてみたかったのですが時間がかかりそうなので、「令和元年版 情報通信白書」第一部から興味を引いたところを少し調べてみました。 Kindle版無料ということで昨年ダウンロードしたのですが、そのまま忘れかけていたものを使っています。 ※白書中ではICTという語が使われています。 IT :Information Technology ICT :Information and Communication Technology

        DigiDとマイナンバーカード

          オランダと英語とITと

          新年最初の書き込みです。今年が良い年になりますように。 さて、前回、オランダでは英語の慣用句がぽんぽんでてくるようなCMをオランダでは皆わかるのかと疑問を持ちました。 調べてみました。 [オランダの教育] まずはNufficという教育の国際化を目指すオランダの非営利団体のWebサイトからご紹介します。 オランダでは5歳から義務教育で、12歳までが初等教育です。4歳から通える学校があります。 バイリンガルの小学校も試験的に17校あって、そこでは4歳から1日のうち30%から

          オランダと英語とITと

          銀行のIT - 日本とオランダをCMから比べてみた

          前回ご紹介したING銀行のラブラブ動画は、「いつでも、どこでも、どんなふうにでも」、そして、モバイルアプリのバンキング機能を使ってユーザがどんな嬉しい経験を得られるかをアピールするものでしたが、YouTubeにもありました。前回ご紹介のセッションは2014年のものでしたが動画の投稿日は2011/11/11です。 [日本の銀行のCMとモバイルアプリ 2014年前後] それでは日本の銀行のモバイルアプリはと検索したところ、じぶん銀行の2010.12.16のプレスに「スマート

          銀行のIT - 日本とオランダをCMから比べてみた

          オランダのIT - INGグループ

          最初の記事のKubernetesの事例ですが、オランダからの事例の一つにINGグループのものがあります。 銀行業界は早くからコンピュータを取り入れてきただけあって、レガシーと呼ばれるような古いシステムを抱えがちでしたし、今も抱えているところもあるでしょう。 INGグループがどのくらい早くからコンピュータを取り入れてきたかをWikipediaのINGの年表からご紹介すると、導入は1961年のようです。振替の自動化のために使用されたのはIBM-1401。1965年に自動化が完了

          オランダのIT - INGグループ

          オランダとIT

          前々回、Kubernetesの事例としてオランダからの事例が4つあることに目を引かれると書きました。 オランダの人口は、大体ですが、大阪・京都・兵庫を足したぐらいです。 面積は大体九州くらいだそうです。とはいえ、日本の可住地比率はわずか27.3%ですので、オランダの可住地面積30,080 ㎢(国土の約73%が人の住めるような平地)と同じくらいなのは、兵庫県に淡路島をもう一つくっつけたときの可住地面積くらいでしょうか。 オランダの会社といえば、次のような有名どころがWi

          オランダとIT

          バイモーダルという言葉になじみはありますか?

          グラフにしたときに山が2つできるような分布をバイモーダルというそうですが、ITの世界でバイモーダルというと、ガートナーが提唱した概念のことを思い浮かべる方も多いかもしれません。 前回、英語ページへのリンクだけだったので、ここではバイモーダルITについて書いてみます。 ・ビジネスのスタイルを管理するプラクティスである ・予測可能かどうかを基準にMode1とMode2の2つのモードに分けたものである ・Mode1:予測可能、既知の知見を活用できる。確実が求められる。 ・Mod

          バイモーダルという言葉になじみはありますか?

          kubernetes.ioの事例にあった国のGDPと人口

          一覧を載せていますが、一文にすると  「事例の件数と、人口の多さ・インフレ(インターネット時代に使うことに疑問も持たれていますが、経済成長を測る指標の一つ)とは比例していない」 になるかと思います。 【一覧】 人口は、億人単位にしたため、小数点以下不定。 (小数点以下1桁から数字を出せる桁まで) 名目/実質GDPについて大雑把にいうと、  インフレ:名目GDP>実質GDP  デフレ :名目GDP<実質GDP 表)Kubernetes.ioの事例にあった国のG

          kubernetes.ioの事例にあった国のGDPと人口

          kubernetes.ioの事例が どんな国から出ているか見てみた

          2019/11/16時点の https://kubernetes.io/case-studies/ より。 (ソート順:件数降順、国・組織名文字コード昇順) US 32 件 中国 6 件 (うち香港 1 件) UK(イギリス) 4 件 オランダ 4 件 ドイツ 4 件 スゥェーデン 1 件 スペイン 1 件 デンマーク 1 件 フィンランド 1 件 フランス 1 件 ベルギー 1 件 アイスランド 1 件 インド 1 件 カナダ 1 件 シンガポール 1 件 スイ

          kubernetes.ioの事例が どんな国から出ているか見てみた