【初めての地域取材で大失敗】取材前にスケジュールを共有しておこう
こんにちは、トラベルライターのSatoです。
先日、スクールの課題で人生初の地域取材にチャレンジしました。地域の魅力を伝える記事をつくり、そこに行く人を増やすのが目的です。
そのときの経験から、これから地域取材をする方に伝えておきたい注意点があります。それは「事前に取材相手にスケジュールを共有しておくこと」。
当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、取材前は下調べや質問内容のことで頭がいっぱいになり、段取りに気が回りません。
その結果、私の初めての地域取材は「計画が大幅に狂い予定の電車に乗れず夜に入れていたイベントに大遅刻する」という苦いデビューになりました。
初めての地域取材 トラブル3連発
1. 想定外のランチで1時間押し
取材当日の計画は以下の通りでした。
周辺スポットは徒歩10分圏内にすべておさまっているので余裕のあるスケジュールだと思っていました。前日までに先方に伝えていたのは、到着時刻と取材の所要時間。
当日の朝、取材相手からランチのお誘いを受けました。取材前に仲良くなれたらいい話が聞けるかも、と思い二つ返事で「ぜひ!」と返信。
勝手に近くの定食屋でパパっとすませるイメージを持っていたのですが、いざ現地に到着すると取材者以外にも10人くらいの人がいて、車2台に分かれて15分ほど離れたお店へ。談笑しながら食事を楽しみ、結果的に移動も含めて1.5時間かかりました。
この時点ですでに1時間押し。マズイ。
2. 想定外のキーマン取材でさらに30分押し
その後急いで取材させてもらおうとすると、ご厚意で地域のキーマンの方の元へ連れて行っていただきました。
しかし予定にはなかったため事前情報は持っておらず、それゆえ質問も全く浮かびません。先方からしたら「いきなり来たうえに大した質問もしてこない失礼なヤツ」だったと思います。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、予定していたインタビューがまだできていないことに内心かなり焦っていて、正直あまり話が頭に入ってきませんでした。(ごめんなさい)
この時点で1.5時間押し。非常にマズイ。
3. 撮影の時間が取れたときには周りは真っ暗
その後予定していた取材を無事できたものの、終わった頃にはすっかり日が落ちていて記事に使えるような写真は撮影できず。行きたかった周辺スポットも諦めました。日没時刻にまで気が回らなかった……
文章が普通でも写真がきれいだと成立する、というライターさんもいるくらい、写真が持つパワーは偉大です。写真撮影は明るいうちにすませましょう。
取材とは相手の時間をいただくこと
もちろんランチの件もキーマンの取材も先方の完全なご厚意です。有名メディアに載るわけではないにも関わらず、受け入れていただいたことが本当にありがたい。優しさが伝わるからこそ余計に「ちょっと押してます」とは言えませんでした。
そこは1時間に1本しか電車がないような田舎で都心まで3時間かかります。
結局予定の次の電車で東京へ戻ることになり、夜に入れていたプライベートの予定に1時間近く遅れてしまいました。これが仕事だったらと思うと……おそろしい。
相手の方は現地での活動の合間に時間を割いてくれているわけで、詳細に予定を把握しておきたかったはず。優しい方なので苦言を呈されるようなことはありませんでしたが、相手の貴重なお時間をいただいているのだという認識が足りなかったと、今でも本当に申し訳なく不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
これから初めて取材をする方、特に遠方に行く予定の方はぜひ私を反面教師にしてスムーズに取材を終えてくださいね。
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