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【〜休職まで③】がんばれない日があったって良い

『もう頑張れません、どうしたらいいですか?』

症状が続き、ある日大きなクレームが舞い込んできて、その処理に追われた私が、お付き合いしてる彼に泣きながら相談をした時の一言です。

彼は頑張る私を、何も言わず支えてくれました。

でも、泣きながら仕事に向かう私の、身体と将来のために、一度会社を休むことを提案しました。

それをきっかけに、私は会社が設置している産業医カウンセリングを受けることになりました。

言わば”相談窓口”のようなものです。

産業医からは、

直属の上司に相談ができる体制(時間、場所、タイミングなど)が整っていないことにより、クレーム処理の全てが私に降り掛かり、それで完全に心が折れてしまったのではないか。

との見立てで話をされました。

顧客の受け持ちと管理が、完全に私のキャパシティを超えてしまっている事により、常態的なストレスが掛かっていました。この件は、きちんと上司に相談し改善を求めるべきでした、が、遠慮がちで周りの目が気になる私は、全くそれをしませんでした。

それを今では後悔しています。


産業医は、・まず休養すること ・会社に診断書を提出するため、外部の心療内科を受診すること を勧め、私はそれに従い受診しました。

結果は、適応障害でした。

この病名に関しては、近い日程で有名芸能人の方が病名を公表し休養に入られていたので、知っていました。この時に諸症状を調べたので「まさか」とも思いませんでした。

その診断書を持って、上司にお伺いを立てて面談をし(その時はとてもスムーズに面談できたのです。何故だ…)、翌日から休むことになりました。正式には、人事課との面談を挟んでから休職になるため、欠勤扱いになるのですが。

「気付かなくて申し訳ない。上司失格だ。」

上司はそう言い、私を労いましたが、

私はむしろ、このような事になり、”部下を休職に追い込んだ社員”という事になってしまう上司に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

上司も人間です。完璧なはずがありません。支え合って、相談して、共にお客様の為になることを目指して働けていたはずなのです。

その日は、意味のある涙を流しながら、眠りにつきました。


なぜ私が休職してしまったのか、経緯を書きました。

このテーマを書きながら、感情表現が少ないことに気づきました。正直、事務作業や上司に謝罪された事以外、この頃のことをあまり思い出せないのです。

次記事では、

・どう行動すればよかったのか?
・どのような心持ちで仕事に望めば良いのか?

私見ですが、今後の自分自身の長い会社員人生の学びのためにも、書いていきたいと思います。


今週もお疲れ様でした。寒いので、暖かいものを飲んでゆっくり寝ましょう。

koharu



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