不定愁訴へのアプローチ

自律神経、自律しろ。違う、そうじゃない!頼むから休んでくれ交感神経。
スイッチひとつで切り替えができたらいいのに。
精神的ストレスを自覚していないときでも、気温や気圧といった外的要因で体調を狂わされる。一年間で元気な日なんて数日にも満たないのでは。

この世のすべての不調を網羅したんじゃないかってくらい、症状はそのときによって様々。ゴールド・ロジャーもびっくりだ(ミリしら)。
そのなかでも頻繁に悩まされる症状とその対応をメモしておこうと思う。いざ偉大なる航路へ。

① 過呼吸
軽度の場合は吐く呼吸を意識。できれば横になる。時間稼ぎに歌う。水を飲む。痺れや指先の拘縮がある場合はゆっくり呼吸する。この時点で防ぎようがないので30分は苦しむ覚悟を決める。
外出中は速やかに人混みを避けて座る。頓服を飲んで効くのを待つ。

② めまい
諦めて寝る。動ければ耳のマッサージやストレッチをする。足首を温める。五苓散を増やす。長引きそうならSSRIの増量を検討する。
身体の回転に視線が追いつかない感じがしたら終わり(私の場合は)。すべてを投げ出す。仕事も休めるなら休む。
そう短時間では治らないので諦めが肝心。

③ 頭痛
水分補給と食事、換気は充分か確認、ストレッチやお風呂で温まる。治らなければ大人しく薬を飲む。飲み続けて効かなくなったらどうしよう、と思って以前はできるだけ避けていたけれど、どうせ最後には飲むのだから潔く飲むのが◎。将来のこと心配するよりその日のQOLを上げるほうが優先。

④ 吐き気
胃に優しいものを食べて寝る。休む。六君子湯がわりと効く気がする。冷たいものは避ける。血行不良→めまいから来るものもあるので、落ち着いたら運動する。酔い止めが効くこともあるらしいが試したことはない。

⑤ シャンビリ感
減薬、断薬中に起きやすいこれ。後頭部が痺れるときもある。氷枕で寝ると気が紛れるのか楽に感じる。減薬は身体に気づかれないようにゆーーーーー(中略)ーーーーーっくり進めていくのが大事。

⑥ 突然の不安感
明るい音楽を聴く。もしくは自律訓練法やホワイトノイズなどで様子を見る。無理そうなら諦めて薬を飲む。そのほうが頑張って耐えるよりも結果的に長引かないことを知った。不安は不安を呼ぶ。スパイラルを断ち切ることに注力する。

⑦  不眠
10年近くの付き合いになるけど対処法がわからない。眠剤飲んでも効かないときは効かないし、記憶が消える、夢遊病みたいになるので飲みすぎも危ない。夜中のベッドでヘドバン&トイレと冷蔵庫を往復しまくる、など私も無意識にいろいろやらかしている。こわい。
夜になったら照明を落とす、直前までスマホを触らない、昼間は陽の光を浴びる。でもそんなんで治ってたら困らないよってね。スイッチ押したら強制的にシャットダウンできるようにサイボーグ化したい。

書いてて気づいたんだけど、諦めが肝心なんだな。主治医にも言われる。
「めいさんは原因を探る癖があるけど、なったものは仕方ないんだから対症療法に焦点を当てたら?」
百理ある。
頑張って体調管理してたのに何でこうなったの?どこで間違った?
あの日ちょっと薄着だったかな、カフェイン摂りすぎたかな……
同じことを繰り返さないように原因を知るのは必要不可欠だと思っていた。でも殆どのことはコントロール不可能じゃないか。
今の不調を受け入れて、そのときにできるベストな措置をとる。本当に治さなきゃいけないのは無駄な反省ばかりしたがるマインドなのかも。

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