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ミモザとクロスタータとちいかわ


3月8日は国際女性デーということで、男性が女性にミモザを贈る日らしい。

ちょうど仕事がお休みだったので、折角だとミモザを買いに行った。昔ながらのお花屋さんで、「この子ください」とふわっふわのミモザを指さしたら、お爺さんが「かわいいでしょう」とニコニコしながら包んでくれて、それだけでわたしの休日は花丸満点💮よくできました!

実物のミモザを間近でみたことなかったけど、こんなにかわいいんだなあ。ずっと触れてたい。花と手を繋ぎたいと思ったのははじめてである。

最近迎え入れたちいかわたちもご機嫌である。ちいかわ、めっちゃかわいいのに時折ゾッとするのが沼で、ここ数年でいちばんの推しとなってしまった。

初見でまずうさぎのクレイジーさに心をぶち抜かれたし、ちいかわの泣き顔ハチワレの健気さに細胞が震えた。おうちでずっと「ヤハ」「ウラ」「ハァ?」って言ってたら夫が困っていた。妻と意思疎通がとれなくなったのだから仕方ないと思う。イィヤッハァ!


クロスタータと出会う

さて、ミモザの日から遡って数週間、アンゴロカフェさんにモーニングに行っていちごのクロスタータに出会った。

どうやらイタリアの定番のお菓子らしい。日本でいったらおはぎ的な…?

サクサクというよりはしっとりとしたクッキーっぽい生地の中には甘酸っぱいジャム。シナモンもふわり。添えられたいちごのピクミンみたいな様が愛おしいこと!

おいしすぎて、好みすぎて、黙々と味わいながら、おうちでも作れないかなあという思いがむくむくと膨らむ。イタリアのママンがつくる家庭のおやつ、日本の家庭でも無理なくつくれるのでは!ないでしょうか!


つくってみよ


ふるさと納税で手にしたジャム、最後の一瓶。
ハチワレのこのむふっとした顔が好きすぎてこのままジャム塗りたくって食べたろかって思う。誰かこの愛をとめて。

全粒粉と薄力粉、冷えたバターときび砂糖を入れてフードプロセッサーでガーッとしてさらに卵を入れたらまとまるまでガッガッガッ。あとシナモンパウダーもお粉と一緒に入れてみた。香りがよい。まる。

タルト型に敷き詰めて、ジャムをたっぷり入れて、上に細く切った生地を格子状に載せたら、180℃で25分。いってらっしゃい!

焼けました。

おかえりわたしのクロスタータ。よく見たらきれいな格子状にはなってなかったんだけど、なんでだろう。不思議だなあ(´-`)。

粉糖かけてごまかしちゃえ〜ふふふ〜。

土曜に焼いて、日曜の朝に食べる。実際、イタリアでもクロスタータをモーニングに食べることもあるとかなんとか。

ジャムがぎゅっと!なんかいろんなジャムでつくってみたくなるね。マーマレードもかわいいだろうなあ!🍊

甘さは控えめ、さほど大きくはないけど満足感がある。シナモン入れたの正解だったなあ〜口に入れるとふわんと香るのがよきよき。

朝ごはんにケーキたべるのってなんかうれしいよね。思ったよりおいしくできたので、もし来世にイタリアに生まれても家族にクロスタータをつくってあげれそう。

ちゃんと夫の分も置いといたよ


そういえば冒頭のミモザを渡す風習というのもイタリア発祥らしいので、なんだか無意識にイタリア文化に触れていた今日この頃。

イタリア、というと大学時代バイトが同じだった子が外国語学部でイタリア語を専修してて、「なんでイタリア語学ぼうと思ったの?」と聞いたら「小学生の頃のあだ名がジローラモだったから」と言っていたなあと思い出す。何かに興味を持つきっかけって存外、ささいなことだったりするものだ。

さて、美味しいおやつも食べたし、今日もちいかわを愛でて明日からの労働に備えるかな。ヤハ!




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