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FF16全部クリアしてきました。感想日記

FF16のプラチナトロフィー取ってきました。
本当はクリアした時点でnoteでも書こうかと思ってたんですが、「今日はnote書くより、軽くFF16の続きやろっかな」とかずるずるやって、気づいたらプラチナトロフィーまで行ってました。とほほ。

すべてのサブクエスト、リスキーモブをクリアして、45時間でクリア。
その後、2週目を駆け抜けて、54時間で全てのトロフィーをゲットしました。

0.8%の超レアプラチナトロフィーゲットだぜ

満を持してのレビュー記事というよりは、感想日記に近い形を取らせてください。なぜなら過去にFF7Rのレビューをブログに投稿した所、炎上した過去を持ってるので。

全体的な感想

プラチナトロフィーを取るまでやり込んだのだから、それはもう面白かったんだろうなと思われるかもしれませんが、正直そんなに面白くはなかったです。言ってることめちゃくちゃだと思いますけど。

特別面白いとまでは感じないけど、なんかついついやっちゃうみたいな面白さがずっとあって、ただそれを他人におすすめできるほど超面白いというわけでもなかったという感じで、よくある感想になっちゃいますけど、本当に凡ゲーだと思います。
アクションは面白いんですけど、別にFF16だからこその面白さがあるわけじゃなく、ほぼデビルメイクライ。兎にも角にも既視感の強い面白さしかなかったんです。

シナリオは酷かった

シナリオは、平々凡々。後半は正直目眩がするほどに。
バルナバス戦あたりから、急ハンドルを切ったかのように「テイルズオブシリーズの終盤」みたいな古典的なJRPGのシナリオになったので、本当に頭が痛かったです。

「いや、テイルズやん」って言いながら頭がくらくらしたシーン

めちゃくちゃ暗い、復讐劇中心のダークファンタジーみたいなのを期待してたからこそ、後半の古典的RPGはマジで辟易した。最初からこういう「王道RPGっすよー」で来てたら良かったんですけど、如何せんそんな口にもなってないのに、それを無理やり口に押し込まれたので、正直ついていけなかった。「その展開、もう飽き飽きなんすよ」って思ってしまったけど、そんな感じのテイルズオブアライズを普通に楽しんでたので、そういうことではなく、雰囲気とストーリーが合ってないんだなと感じた。
今や勇者が転生して人生やり直したり、勇者が世界を救ったあとの世界の物語のアニメが放送されてたりするのを見て、なんかそういう王道RPG的な話って「その先」に行ったんだなと痛感したのと同時に、FF16はいつまでこんなことやってんだとすら思ってしまった。

地味に嫌だった「クライヴが物を渡すシーン」

これは気になってたの自分だけかもしれないんで、愚痴に近いかもしれないんですけど、ずーーーーーーーっと嫌だったのがクライヴが物を受け取ったり、渡したりするときのモーションです。
サブクエストを全部やったせいでこのモーションを馬鹿みたいに何度も見せられるんですけど、このモーションが挟まるたびに、なぜかこのモーションだけ飛ばせないから、テンポが悪くなる。「クライヴー!もう物を貰ったり渡したりしないでくれー!」って思ってやってました。

でも感動して泣きそうになったシーン4選

あんまりネガティブなこと言い続けたくないので、シナリオで良かったシーン。

1.叔父さんとの再開シーン

っていうかバイロン叔父さんが一番好きなキャラかもしれない。
このシーンは感動したという人が多いと思うが、その人同士にしか伝わらない子供の頃の思い出って本当に涙が出そうになる。このシーンを書いた人は本当に素晴らしい。

2.アンブロシアとの再開シーン

これがサブクエだったのが許せないんですけど、下手したらスルーしちゃった人いません?
アンブロシアは体験版で急にクライヴを庇ったシーンで、なぜか泣きそうになってしまった。ちょろっと登場して、さらっと退場したのがあまりにも呆気なさすぎて、本当にかわいそうだと思ってしまった。そのアンブロシアと再開できたのは、正直ジルやウェイドと再開した時よりも嬉しかった。
なんならトルガルよりアンブロシアの方が好きかもしれない。

3.ミドの宝の地図

ミドの最後のサブクエストを終わらせたときのムービー。なぜかわからないけど、このシーンが一番心に来た。「宝の地図を辿って、その先に飛空艇がある」というFFシリーズだけじゃない、RPGによくあるシーン。それを逆に「地図を描く側の気持ち」で見れたのが新鮮だったのかもしれない。宝の地図に苦しめられて来た側にとって、苦しむ姿を想像しながら、いたずらな笑みを浮かべるミドの存在が、逆に救われた気持ちになった。苦しめられて来たけど、その先にこういう人が笑ってるなら、それでいいか。

4.恋多きアスタ

これは本当にびっくりしたんですけど、存在すら知らない人もいるんじゃないかと思うNPCのアスタさん。隠れ家の奥へ行く道に立っている話しかけれるお姉さん。

ミドの工房へ行く途中にいる

サブクエとかでここを通るときについでに話しかけて、その度に男キャラに好き好き言ってる人で、その度に「いや、あんな奴のどこがいいんだよ!っていうか俺だろ!クライヴが一番イケメンだろ!」って言ってたんですよ。別の名前が上がるたびに「今度はあいつかよ・・・いや、俺のほうがいいだろ」って一人で突っ込んでたんですけど、この人に最終決戦直前に話しかけると

!?!?!?!?!

本当にびっくりした。通るたびに「俺だろ」って言ってたのバレてた?これは本当に不意打ちすぎて、ちょっと涙腺に来てしまった。一番そんなこと言われると思ってなかったから。
何気にFF16の隠れ家にいるNPCってストーリー進行によって、話の内容が変わっていくのが良く出来てると思います。

面白くはあったシステム

戦闘アクションはどこかで見たことのあるシステムの詰め合わせですけど、面白いものを全部入れてるので、ずっと面白くはありました。
結局のところ、45時間ずっとやり続けて、サブクエも全部やれるぐらいには面白かったんですよね。
新しく召喚獣をゲットすれば、全く新しい遊び方が増えるというのが、ゲーム中に定期的にどんどん出てくるのはこのゲームの面白いところなのかなと。スキルの組み合わせやフィートの組み合わせで戦闘スタイルに自由度が高かったのも良かったです。

1週目と2週目クリア時のビルド

1週目クリア時の装備とスキル

1週目はとにかく敵の攻撃を避けてバーサーカーリングを発動して、マジックバーストを頼りに、「ライジングフレイム」程度でウィルゲージを削り、テイクダウン時にスキルを上から順番に叩き込むスタイルでクリアしました。正直、プレイしてるときは「これが安定では?」と思ってたんですけど、他の人のプレイを見たり、2週目時に変えてみたりして、実はすごい自由度があったことに気付かされました。

2週目クリア時の「結論ビルド」

「ライトニングロッドが強いらしい」ってのを聞いて、いろいろいじった結果、自分が最終的にたどり着いたのがこれです。これは自慢なんですけど、それ以外の強さは自分で気づきました。これは自慢なんですけど。
シヴァステップで敵を凍らせて、ライトニングロッドからの斬鉄乱舞で斬鉄剣がレベル5になります。あとはスキルをぐるぐる回すだけ。
大技だらけでクールタイム長そうですけど、実はこのゲーム、大技の長い演出時間の間もクールタイムが回復します。なので斬鉄乱舞だのギガフレアだの、演出時間が長くて強い技をぐるぐる回すことができるので、このビルドでも意外とスキルが回るんです。転生の炎なんて、回復じゃなくて演出の長さでクールタイム回復用に入れてます。
そんな感じで、2週目の高難易度モードすら攻略の幅がどんどん広がるのは本当に面白いと思いました。これだけスキルをセットできるのも2週目ぐらいなんで。

遊んで損はないFF

結局のところ、散々に言った割には「54時間、夢中で遊んだ」という事実は変わらないので、それぐらいには面白いゲームだというのも真実です。
結論「おすすめはしないけど、自分は54時間やって、プラチナ取るぐらいには遊べたよ」と言った感じ。
書いてて思ったんですけど「じゃあ、やっぱり良いゲームだったんかな」という感想が浮かんできました。惜しいゲームではあるけど、面白いゲームでもあって、評価の難しいファイナルファンタジーって感じです。

http://blog.livedoor.jp/maxell011/

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