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死んだ女の子が残した謎を解いたり、岸辺露伴とルーブル行ったり、渋谷で朝までサウナに入った一日

5月26日、初めて一人でリアル脱出ゲームに挑戦してみて、公開初日の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観に行き、深夜0時から『渋谷サウナス』で朝6時までサウナに入りまくるという、めちゃくちゃ濃ゆい1日でした。
なんか予定とか適当に決めてたら変な感じになってしまった。

はじめての一人リアル脱出ゲーム『君は明日と消えていった』

君は明日と消えていった

はじめて、一人でリアル脱出ゲームに参加してきました。以前からずっとリアル脱出ゲームというものに興味があったんですが、如何せん友達がいないので、ずっと躊躇ってました。ですが今回この公演「君は明日と消えていった」のメインビジュアルとあらすじを見て、めちゃくちゃ好みすぎたので、思わず一人参加してきました。

死んでしまった幼馴染の女の子から届いた、手紙と遺品から謎を解いて、女の子の願いを叶えるというストーリー。

4人で1チームになって、協力して謎を解くシステムなのですが、普通に平日の昼間に行ったので、人が足らずに3人チームに入れられてしまいました。もう1チーム、4人のとこがあったんですが、それ以外全く人がいなくて、会場はすごくがらんとしていました。

受付を済ませて、自分のチームの机へ。知らないおじさん2人の間に座らされて、ゲームの説明を受けることに。覚悟はしてたんですが、やっぱ全く知らない人の中に急に入れられるとバチクソ気まずい。この瞬間はマジで怖かったです。
多少ヘラヘラしながら、適当な挨拶はそこそこに、ゲームがスタート。この公演特有なのか、アニメーションのOPが始まって世界観へ。
ネタバレなので、中身にはあまり言及しないでおきますが、結論から言うと、ギリッギリのところで最後間に合わず、失敗してしまいました。
謎自体は3人でサクサク解けてたので、ちゃんと4人集まれば成功していたのでは?とめちゃくちゃ悔しい気持ちに。問題は他の二人が脱出ゲーム好きっぽかったので、割とトントン拍子に。そもそも別の資料にある答えを問題に書き写す程度の簡単なものが多めでした。
「こんなところまで作り込まれてるの!?」と驚かされるような仕掛けもあり、かなりワクワクしました。
制限時間の60分が過ぎて、謎解き解説パートとエンディングパート。これって失敗したら、真相とか全部わからずめちゃくちゃモヤモヤしてしまうのでは?と思ってたんですが、こういうのってちゃんと全部種明かししてくれるんですね。
公演が終わって、一番びっくりしたのが、他の二人が「ありがとうございました~」と言って秒で帰っていったことです。「リアル脱出ゲームに参加する人は謎解きにしか興味ないので、その後とかなんにもないので一人でも安心して参加できます」っていうのを聞いてたんですが、これがそうなのかと思いました。普通に最後惜しかったとか、公演の感想を一言二言喋りたかったのに、その暇もなかったです。脱出ゲームユーザーすげぇや。

一人で記念撮影

最後にフォトスポットでなぜか一人で記念撮影して帰りました。たぶんテンション上がってたんだと思います。
感想としては、引き込まれるオープニング→大慌てでみんなで謎解きする本編→感動的なエンディング、という流れなので、正直全然感情移入できなくて、ずっと慌ててたイメージです。あまりストーリーとリアル脱出ゲームのシステムが合ってないのでは?と思いました。
しかし、終わった後、アンケート用紙に混ざってもらったおまけの紙にびっくり。「本編で使われなかった問題」がチラッと載っていたんで、カフェで軽く解こうと思ったら、めちゃくちゃボリュームがある謎。普通に2時間使ってしまった。
そしてこの「おまけの謎」こそがこの作品の本編と言っても差し支えないぐらい感動しました。如何せん、一人で時間制限なくじっくり解く、ということで、よりストーリーに引き込まれ、すべての謎を解いた頃には、主人公にしっかりと感情移入できていて、これ以上ないカタルシスがそこにはありました。だからこそ、複数人で時間制限があるという状況下より、こっちの方がストーリー的には合ってるのではないかと思いました。「これをやりたくて参加したんだよなぁ~」がこんなおまけで貰えるペライチに入っていたとは。秒で帰った一人は、これを会場に置いて行ってしまってたのが悲しかったです。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を観に行った

TOHOシネマズ 渋谷

この後の予定も兼ねて、めちゃくちゃ夜遅くの渋谷の映画館へ。
久しぶりに映画館に来た気がしたし、さっきの脱出ゲームでテンションも上がっていたので、すごく久しぶりに映画館でポップコーンを買ってしまった。普段は映画館で飲食買わない派なんですけど、正直久々に買って思ったことは「これ邪魔だな」でした。自分の咀嚼音が映画のノイズだし、手はずっとベタベタしてるし、映画に真剣になれないし、本当にたまにでいいかな。
肝心の映画なんですが「面白かったけど、正直微妙」って感想です。岸辺露伴がルーブル美術館に行ってるシーンは面白いんですけど、ルーブルじゃないシーンが多い。前半と後半に特大の回想シーンが丸々入ってて、これ「すごく岸辺露伴のことが好き」って人じゃないとまあまあ退屈なのでは?と感じました。ただルーブル美術館のシーンは本当に面白かった。
奇妙にも、『実写ジョジョ4部』を映画館で見て、はちゃめちゃに退屈な思いをしたので、何の因果か、また同じような目にあってしまった。面白さは雲泥の差でしたけど。

渋谷で朝までオールナイトサウナ

渋谷サウナス

深夜0時から朝の6時までサウナに入れるオールナイトコースみたいなのがあったので、それに参加してきました。渋谷サウナスは『サ道』のタナカカツキさんが手掛けたサウナ施設らしいです。サ動見たことないけど。

普段は2エリアが男女で分かれて、日毎に交代してるらしいですけど、今回のオールナイトでは、特別に両エリアが繋がって、どっちも入れるように。全部で9種類のサウナに朝まで入り放題の特別コースでした。横になれるベッドサウナがあったり、半個室みたいなサウナがあったり、茶室みたいなサウナがあったりいろいろあって、テーマパークみたいな場所でいろんなサウナをぐるぐるしてきました。ただこの施設、欠点だったのが外気浴スペース。

ここに大量のおじさんたちがたむろする

椅子とかほぼないので、ここに汗でびしょびしょのおじさんたちが座ったり横になったりするんです。まあまあキモいです。しかも床がおじさんたちの汗でぬるぬるになって、段差がありまくるので、すごい危険です。よく怪我人出てないなと思いました。すごく気をつけたんですけど、一回だけ盛大に転んでめちゃくちゃ恥ずかしかったです。

深夜にラーメンハーフのサービス

ラーメンのサービスがあったり、アウフグースの整理券が1枚もらえたりと、オールナイトならではのサービスがあって、それはよかったです。

結果的に朝までガンガンサウナに回りまくって、最終、一晩で12セット入ってきました。もうなんかサウナが気持ちいいとかじゃなくて、楽しいからいろいろ回ってみよーって感覚でした。オールナイトでどっちのエリアも楽しめたから良かったものの、これ半分しか入れないとなると、普段来るのはなんだかな、という感想でした。

どこまでも濃厚で充実した一日でした

題名「朝6時の渋谷」

脱出ゲームで物語に入り込んで、映画を一本見て、サウナで朝までそれについて瞑想し続けてみたりして、朝6時に渋谷から帰ってきたんですが、この日は本当に、ありえないほど充実感がぱんっぱんに満ちた日でした。
こんなに予定詰め込まなくても、別の日にずらせば良いんじゃないかと思ったんですけど、結果的に最高の一日が完成してしまいました。予定なんてぎゅうぎゅうぐらいの方がちょうど良いのか?

家に帰って一人で「いや、今日一日最高すぎだろ」って声に出てました。

http://blog.livedoor.jp/maxell011/

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