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宇宙人プー太郎の読書記録「21世紀を生きる君たちへ」司馬遼太郎

こんにちは
宇宙人プー太郎です

夏が終わり、午後でもクーラーをつけずに過ごすことができるようになりました。

最近、司馬遼太郎の本を読むようになりました。
理由は、少し気になっている人からおすすめされたからです。

全く影響されやすいです。

歴史は、あまり詳しくないので、人について語っている話をよく読みました。
その中で、「21世紀を生きる君たちへ」という本は、すごく読みやすかったので印象に残っている部分だけ紹介させていただきます。


ひとつ、頼もしい人であること。


これは、鎌倉時代の教えで、儒教から由来するらしい。
私は、頼もしいとは無縁の関係である。
なにせ、無責任であるからだ。
中学生の頃、バスケ部の部長をやっていたが、理由は分からないが、無責任と言われたことがある。
そして、社会人になり、無責任であること。
これは痛々しい現実となって胸に突き刺さってきた。
少し、話はそれたが、
司馬遼太郎先生は、頼もしいとは、言ったことを守るという現代の仕事でも通ずることを言っているが、私よりも年配の方に、未来が輝いているように見せることも頼もしいということだと言っている。
まあ、頑張るよ。

ふたつ、人間は人並みではないという部分を持つことは素晴らしいこと。考えるバネになる。


先程の、私の人並みではない部分、責任感。
これに対して、真摯に受け止め、考える必要があると感じた。
無責任とはどういうことかを知るところから始めてみようと思う。

みっつ、人のために生きる人生ほど美しいものはないということ。


これは、江戸時代、蘭学を広く広めた緒方洪庵先生の人生を指している。
緒方洪庵先生がどのような人であったか初めて知った。
まあ、素晴らしい人である。
自分の欠点である。体が弱いことを見つめた結果、蘭学を学び、大阪に敵塾を作り、福沢諭吉など未来のリーダーたちを排出した。
また、市民の天然痘の治療にも貢献している。
私は今、自分がお金を多くもらい、自由を手にすることをばかり考えて生きている。
まったく、海賊と同じだ。
人のためだけに生きるのは、息が詰まるので、申し訳ないが絶対にやらない。
しかし、少しは、人のために生きてみようかと思う。

とても良い本を読んだ気がした。


この記事を最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
次回は、司馬遼太郎先生の「ビジネスエリートの新論語」
なんて読んでみようと思う。
そして、儒教に興味をもったのでその辺もあさってみたい。





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