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28歳,男性,国際税務アドバイザリー

理想の死に方って持ってるのが普通なの?...理想の死に方か。

いかに自分がやりたいとか、やらなくちゃいけないと思っていることをやり切る人生を送れるかってことを考えるんですよね。まだ社会人になって2,3年目で、今やっている仕事はすごくやりたかったことっていうわけでもないし。

やりたいことは...うーん、なんとなくはあるけどね。この仕事やっていて、ここは勉強したいな、これを続けたらこういう資格がとれるなとか、ここに転職できるなとか、そういイメージはあるね。でも、サッカー選手が「ワールドカップで優勝するぞ」みたいな明確なゴールをおいて、道筋を立てているわけではなくて、今、自分が持ち合わせているものから考えている感じ。自分のできることを広げていって、収縮させるようなつもりで、生き方を足掻いている感じかなあ。どこで死にたいとか、みんなに囲まれたいとか、最期の瞬間のことは一回も考えたことない。

僕は大学を卒業してから、そのあと1年半空いて、イギリスの院に留学したんですね。実は大学3年生の時に交換留学のプログラムに落ちて、でもやっぱり留学したかったなと思って。新卒で会社に入った時には、自分の性格的にもまわりに流されちゃって、やりたいことができなくなっちゃう気もして、留学しました。
僕はキャリア志向というわけではなくて、自分のやりたいことを見つけてやっていくのがいいと思ってる。もともと、「自分のやるべきことをやるんだ」って思っていたわけじゃないけど、レールを外れているというか、留学をして、まわりの人とテンポが合わなくなってから、自分がやりたいこととかやるべきことをきっちりやって、それで充実させられたって思える人生にしようとは思っている。だから、キャリアとか仕事に重きをおいているわけではないんだけど、社会人になってちょっと経つから仕事について考えることは多いかな。

仕事は税務のことをやっていて、何かに打ち込んでいるって感じじゃないのね。高校生の野球みたいに。でも、彼女は、そういうのに打ち込んでいる人がいいみたいなことを漏らしていて。彼女は専門職で、入院してる子どもの心理ケアをしていて、それが本当にやりたかったわけじゃないけど、一つのことに打ち込んでいて、だけど自分は打ち込み切れてないってことを指摘された。そうだよなって思ったりして。

28にもなって新卒2年目ですっていうのはちょっと気が引けてて、早いこと決めないとという焦りはあるよね。それこそ転職っていう意味でいうと30代まででしょとか、決めなきゃいけないことがたくさんあるような時期だから、身の振り方が後々の人生の充実に繋がると思うし、そうやって充実させられたら良い死を迎えられるのかなと思う。

でもやっぱり病んで死にたくないっていうのはあるね。三浦春馬とかもそうだったのかもしれないけど、人って簡単に思いつめやすくて、自分も思いつめやすいけど、死ぬときくらいは思いつめて死にたくない。あとは、自分が信頼してくれる人がそばにいたらいいなあ。両親は信頼しているけど、自分より先になくなる可能性が高いわけで。恋人でもいいし、夫婦でも。一人ぼっちで孤独死したくないし、今の所そういう風に死ぬのは思い描けない。友達はそんなにいないけど、さすがに一人で死ぬことはないだろうなって。

「アレクサ、テレビミュートにして」

あ、だから孤独死はしないよね。アレクサがいるから。笑
逆に言えば、あと70年くらいしたら看取ってくれるAIとかいるよね?それっていいのかな?でも人間って死に直面しなきゃいけないのって一人じゃん。だからAIがいても変わらないのかな。

存在しない人にも看取ってもらえるとしたら...親かな?俺は両親が40くらいで生まれた子で、彼らは今68。だから早く親孝行しなくちゃって気持ちがあって。でも、死ぬ時もそばにいたら安心だし、落ち着きそう。あっちはAIだから、気持ちは通じないと思うけど、自分もあっちに対して自分がどう生きたかわかってくれたんじゃないかなって気がするよね。今は独身だし子供がいないからそう思うのかもしれないけど。

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