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Love + Work 1

意欲の高い仕事に必要なものは、お金でもビジョンでもなく「愛情」


HBRでできる人が辞める会社というタイトルに惹かれ思わずポチり、学びが多かったのでまとめてみました。

米ADPリサーチによると、パンデミック前に「仕事へのエンゲージメントが非常に高い」と回答した人はわずか18%であり、「仕事で高いレジリエンスを発揮している」は17%、「リーダーを信頼している」と答えた人は14%だった。
パンデミックを通じて、エンゲージメントとレジリエンスはそこから更に2%低下し、過去最低水準に。米国では2021年4人に一人が離職し、過去最高の離職数を更新している。
賃上げやキャリアパスの簡素化に向けた努力をする企業が増えたが、従業員のQOLには貢献するものの問題は解決しそうにない。
なぜなら無作為5万人に対するADPの調査で、勤続率、業務結果、エンゲージメント、レジリエンス、インクルージョンの最も有効な因子は
賃金上昇、同僚への思い、勤務地ではなく、さらにはビジョンへの共感でもない。
以下の3点には及ばなかったのである

HBP
  1. 先週は毎日 楽しく仕事ができたか

  2. 自分の強みを活かすチャンスに日々恵まれたか

  3. 得意なことや好きなことをする機会を職場で与えられているか

さらに神経科学分野の研究でも、会社が知恵を絞り従業員が好きなことに実際に取り組める環境を用意した場合に限り、業績の改善、エンゲージメントやレジリエンスの向上、離職率の低下が実現すると考えられる。

最高の人材を引き止めるには、「仕事の中身そのものへの愛情」が最重要である

感想


最近学んでいるマネジメントの本でも、待遇や制度は衛生要員にしかならず、モチベーションアップへの寄与度は高くないということを読んでいたので、納得感が高かった。

まず自分がどんな仕事に楽しさを覚えているのかをメンバーには認識してもらう必要があり、その場として1on1を有効活用していきたい

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