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SEL(社会性と感情の学習)と反レイシズムを、国境・性別・立場を超えて、個として語り合うということ

感情知能EQの世界最大のグローバルネットワークであるSix Secondsで、北米エリアのNetwork Leaderとして活動をしております。全世界からSix SecondsのEQを学んできた人が、もう少しコミットしてEQを広げるためにNetwork Leaderとなり、それぞれの領域でプロフェッショナルとして活動をするのですが、私は昨年夏には米国へ移住予定だったのもあり(今年の夏で改めて準備中です)、米国所属として時差を超えて夜な夜な・あるいは早朝から、活動することもしばしばという日々です。

今月末、掲題の通り、SELと反レイシズムをテーマとしたグローバルフォーラム LIFT EVERY VOICEを開催します。そしてこれに、メンターとして、会期中ホームグループを受け持つファシリテーターとして参加します。

SEL(社会性と感情の学習)とは

SELという言葉は日本でもよく知られています。最近は学習指導要領に「非認知能力」という言葉が盛り込まれ「人間力」を育むことが約束され、そのアプローチ方法の1つがSELであるからです。

SELとは、Social Emotional Learning; 社会性と感情の学習のこと。
非認知能力*とは、テストでは測定できない個人の特性による能力。

と”定義”されています。
*但し、米国で特にNon-Cognitive Skillというような言葉として広まっている状況はなく、SEL、Emotional Intelligence; 感情知能、Self-Science; セルフサイエンスという言葉が一般的です。

昨年夏に設立したプラットフォームDAIJOUBUでは、このSELという学習法を活用して、EQ・セルフサイエンス(自分を科学する・自分のプロになる)を学んでいます。セルフサイエンスやDAIJOUBUについてはまた今度noteに書きましょう。

日本中に染みついている"立場主義"を超えるために

安冨歩さんという方が大好きなのですが、安冨さんのおっしゃる"立場主義"の話に痛く共感します。鎧を、マスクを、ユニフォームを、壁を、立場と言う正義で作る。社長だから、社員だから、ママだから、女性だから、オトコだから、という「だから」は「なのに」にも置き換えられ、ひたすらに人の心を窮屈にします。

この日本中に染みついて変革を起こすのはものすごい歳月がかかりそうなこれを、いとも簡単に超えていくのがこのSELという学び方です。そして、SELという学びを支える土台である、セルフサイエンスという考え方です。

個として対話をするということは、命の尊厳を手触り感を持って感じられるということ

2/25~27(日本時間2/26 AM0:30~4:00)にグローバルフォーラムが開催されます。ここでは、"立場"など関係ありません。"個"として集まったひとりひとりが、自分の歴史のほんの一部を、1~3分話す。同じ時間ひとりひとりが話して、ひとりひとりの声が、その価値が、いかに大きいかを感じることができます。どんな人の人生も決して軽んじられてはならない、こんな当たり前のことを、ものすごくパワフルに、ビビッドに、体感できます。

英語のみのフォーラムですが、言語と時間の許す限り、多くの人に参加して体感いただきたいです。日本語でもし開催するとしたら、ご興味はありますか?ぜひコメントおきかせくださいね。その際はDAIJOUBUできっとイベントを開催しますので、DAIJOUBUのメールレターにぜひご登録ください。いち早くご案内をお送りさせて頂きます。

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すべての子どもたちに だいじょうぶ な世界を


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