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『ガールズバンドクライ』『忘却バッテリー』『怪獣8号』春アニメ終盤直前の感想まとめ

2024年4月からスタートした春アニメが現時点で8話目くらいまで放送されて、そろそろ終盤にさしかかろうとしている。

その中でも僕が気になった3作品について、ざっくり感想をまとめてみたい。

『ガールズバンドクライ』

今期のオリジナルアニメ枠のひとつ。Xでよく話題になっていて、今さらながら観てみたらめちゃくちゃ面白い!!

『ガルクラ』はバンドアニメで、楽曲がどれもしっかりいい。心を動かされるエモーショナルな感じがどの曲にもある。

とくに好きなのはOPテーマの「雑踏、僕らの街」だ。こんなんOP飛ばせない、毎回聴いちゃう。

そして、話もすごく面白い。オリジナルアニメなのもあってかサクサク進むテンポのよさが心地いいし、なにより主人公の仁菜がいい。

ググろうとしたら「仁菜 狂犬」と予測で出てくるくらい、毎話のごとく仁菜は他のキャラクターと衝突しているしキレている。

8話では桃香さんを平手打ちしたり、車の前に立ちふさがって強引に止めたりする。ロックだ。

ライブシーンもカッコよくて決まっている。ステージを照らす色とりどりの照明の演出が綺麗で、演奏している姿をより魅力的に映している。

退路を断ち(とくに仁菜)、ますますプロへの道を目指していくメンバーたち。今後の展開がかなり楽しみだ。

『忘却バッテリー』

記憶喪失のキャッチャー・要圭とピッチャー・清峰葉流火のバッテリーを軸に繰り広げられる野球アニメ。

想像と違って思いっきりギャグにふっていて驚いたし、ギャグのメインになる圭の声を担当している宮野真守さんのお芝居がすごくいい!

ちょうど今『DEATH NOTE』も観ている最中で、ライトのシリアスな演技から圭のはっちゃけたギャグまでこなせる宮野さんの幅の広さはさすが。

MAPPAによる作画も綺麗だ。たまにボールを真正面からうけるアングルがあるんだけど、ボールのスピードと迫力、こわさまでズドンと伝わってくる。

また、山田太郎というべつのキャラクターの視点から物語が進むのが面白いと思った。

ギャグで笑えて、たまに泣ける。かつ野球が詳しくなくても楽しめる。いいアニメだ。

『怪獣8号』

『怪獣8号』に関しては「どうして……?」と思った。

放送前は春アニメの覇権筆頭といわれていたけど、いざ始まるとどうも伸び悩んでいるというか、あまり話題になっていない印象。

1話は掴みとしてすごく面白かったし、続きが気になる引きだった。なのに、だ。

この現象をよく考えてみたら、「ちぐはぐさ」を感じるのが伸びないひとつの要因なのかなと思った。

アニメのOP・EDテーマは洋楽で、めちゃくちゃクールな楽曲を起用している。とくにOPは映像もスタイリッシュだ。

しかし、内容はわりとギャグ色が強く、楽曲のようなクールさはなくとっつきやすい雰囲気がある。

このトーンのかみ合っていない感じが一種の「違和感」となり、伸びない原因に繋がっているのかなーと思った。

なんでこれまで『ガルクラ』を観ていなかった

ほかにもいくつか今期アニメを追っているけど、とくに気になったのはこの3つかなーと。

『ガルクラ』は6話目くらいからようやく観始めてすっかりハマったから、推していきたい!


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