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中田ヤスタカとStarry Sky

よく出てくるあのワード

中田ヤスタカが作る楽曲には、星空関連のワードがよく出てくる。

たとえばPerfumeの『love the world』には一番星というワードが出てくるし、きゃりーぱみゅぱみゅの『もったいないとらんど』でも星空の中で眠りについている。

CAPSULEの『Starry Sky』にいたってはタイトルがそのまんまだ。

中田ヤスタカはけっこうロマンチストなのかな?とも思ったりするけど、それだけじゃないと思う。

星空って、届かない

中田ヤスタカの楽曲といえば、クラブでかかるような爆上げな曲が多い。

本人がDJをするから、観客を踊らせぶち上げる曲が多くなるのは自然だろう。

同じくらい、センチメンタルな曲も多い。

もうこれは中田ヤスタカの好みから滲み出るものだと思うけど、切ない曲調や歌詞を作れるのは本当に才能でしかないと思う。

さて本題。中田ヤスタカの楽曲と星空って、めちゃくちゃ親和性が高いんじゃないか?

星空って綺麗だし、壮大な宇宙が続いてる気がしてすごくロマンチック。

ただ、星空に手が届くことはない。

空に輝く星たちを見て願う人もいれば、明日への希望を見出す人もいる。

でも、それは不確かで確証のないおぼろげなもの。

報われない美しさ、みたいな。それってすごく切ないと思う。

Starry Skyという名曲

なんで中田ヤスタカの曲は心に響くんだろう?

その秘密は、CAPSULEの『Starry Sky』にあるんだと思う。

むずかしい英語は使われてないだろうけど、僕は英語が苦手で歌詞の意味を全部はよくわかってない。

それなのに、めちゃくちゃ感動する。心に訴えかけてくるものがある。泣きそうになる。

メロディやボーカル。加えて大きいのは、星空を歌ってるからこんなにも響くんだと思う。

こんなにもドラマチックで、壮大で、叶わない感じがする曲ってない。

ギターと絡み合うこしこさんのうーーうーーーーーがどこまでも続いていくようで、儚く消えていくようにも聞こえるのは自分だけじゃないはず。

中田ヤスタカは楽曲の性質を把握して、星空ってワードをテーマに使ってるのか。

はたまたシンプルに星空が好きだからよく使っていて、たまたま楽曲とベストマッチしているのか。

うーん、後者な気がするなぁ。天才だもんなぁ……

星空が持つイメージと中田ヤスタカの楽曲はすごく相性が良くて、だからこそ心に響くんだろうっていう話でした。

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