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足首が折れた(リハビリその2)

87日目(術後73日目)

片松葉でガシガシ歩く。多少痛くても歩く。歩くことが刺激になってむくみも減るし、可動域も広がるし、骨も繋がる。歩くのが薬だしリハビリ。でも疲れがたまってくると、内くるぶしの下が痛くなる。癒合の悪いらしい脛骨のいちばん下の骨折箇所。身体は正直だ。

93日目(術後79日目)

杖をつくのがめんどくさくなってきた。もう家の中では全荷重でヒョコヒョコ歩いてしまっている。一応外はおっかないし杖があると安心なのでついている。理学療法士さんはあいかわらずいいか悪いかという質問には明確に答えてくれないので、自己判断。片足で立ってみたり、お風呂でしゃがんでみたり、とにかく固い背屈側の動きをなんとかしたいのだが、0度から進まない気がする。リハビリはかなり負荷をかけて屈曲運動をしているのだが、柔らかくなってる実感があまりないので困る。でも、リハビリの後は歩きやすいので効いてんだろうな。

94日目(術後80日目)

最近、理学療法士さんが右足と左足を比べて背屈と伸展の具合を確かめるシーンが増えてきた。伸展側は結構よく伸びてきているのだが、背屈側ははっきりと右足よりも曲がらない。これが曲がっていかないと階段が降りられないのだ。普通の人でも足首曲げないで階段降りようとすると前につんのめってしまう。階段は登るより下る方が大変。どんな感じかというと足首の真ん前にゴムのシートを挟んでるイメージである。足首の前側の腱が固くてつっかえ棒になっている。どうやったらほぐれるのだろう?

96日目(術後82日目)

大学病院へ通院。先生が異動で交代になった。CTとレントゲンを撮る。おお、シロートが見ても腓骨の骨折箇所がくっついてきているのがわかる。プレートで止めてもあんなにズレてたのに時間でくっつくんだなあと感心。癒合の悪かった脛骨もほとんど問題なくくっついている様子。良かった。
リハビリの状況を事細かに聞かれる。歩行訓練がないことを訝しがっていたけれど、勝手に歩いている話をしたら納得してくれた。やはり歩くことがそのままリハビリになるので、歩けるならどんどん歩けとのこと。癒合も進んでいるので正式に主治医から全荷重の許可が出て、松葉杖は今日でおしまい。ランはまだ禁止だが、当初の予定どおり術後120日でロードバイク、180日を目標にサッカーへの復帰を目指しましょうということになった。まだまだ先は長いなあ。背屈側に最低10°は曲がらないとボールが蹴れないということなので、とにかくリハビリをがんばるしかないようだ。うーむ。

99日目(術後85日目)

階段を下りるために背屈方向のリハビリを重点的にやることにした。アキレス腱の周り、足の裏とか伸ばされる方を時間をかけてほぐす。しゃがんだりとか、これまであまりしなかった動きを増やしてみる。しんどいけど痛みは出ないのでがんばる。

101日目(術後87日目)

足首の筋力トレーニングがリハビリメニューに増えた。ほぐすだけじゃなく衰えた筋力を戻すことを目的として足首の力で押したり引いたり。やはり背屈方向の動きがうまく行かない。筋トレは時間をかけるしかないので気長に考えよう。

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