集中力
時間というのはすぐに過ぎ去るな、と思います。光陰矢の如し。そうした限りある時間の中で自分にできることを考えます。これはとても難しい問題です。
ある程度は本当に自分がやりたいことに集中する必要もあるでしょうし、ある程度は自分の経験を広める意味でも、幅広く色々なことに挑戦する必要もあるのでしょう。
集中と分散。
とても難しいです。
作家にはそれぞれにそれぞれの文体や呼吸のようなものがありますが、その文章の中での適応のさせ方も色々に変わります。
そういうふうに考える時に、何が最適であるのか? と自分に問います。そうした問いの答えはなかなか出るものではなくてすごく難しいのですが、強いて言えば、どんなものでも継続することが大切で、そして継続するためには無理をし過ぎないことが最も大切であるというのはかなり堅固な法則であるような気はします。
おそらく集中するべき局面もあれば、分散するべき局面もあります。そのようにして多種多様なスペックがあって、そのスペックごとに適応できるフィールドが違います。だから、どのようスペックをどの程度育てるのか? というのは重要な問いになってきます。
例えば、数学者になりたいのなら、基本的には向上させるべきスペックは数学についての知識や技能であることになると思います。そのためには、数学を集中して勉強することが有効打になりやすいでしょう。
例えば、モデルになりたいのなら、基本的には向上させるべきスペックは容姿やスタイル、運動習慣、食事習慣の改善やポージング、自分の見せ方などの芸能的な知識や技能であることになると思います。そのためには、そうした芸能系の知識や技能、コツなどを集中して勉強することが有効打になりやすいでしょう。
例えば、恋愛したいのなら、基本的には自分のスペックを色々と勉強したり努力をすることで向上させたり、そのようにして何か自分なりの強みを養成してみたり、礼儀作法などを改善して、コミュニケーション能力の向上を図ってみたり、色々な教養を身に着けたり、好きな人の好みを知ったり、それに合った対策をしてみたり、スポーツや芸術を頑張ってみたり、勇気を持って意中の人に話しかけてみたり、適度にコミュニケーションを継続してみたりすることが有効打になりやすいでしょう。
その人によってやりたいことも人生の目標も色々だと思いますので、何事も一概には決めつけられないのですが、それでも何らか成功するためにはある程度の集中力が有効打になりやすい……というのも堅い法則であるようです。
多分、目的が明確に定まっているなら、後はその目的に対して適度に集中することで達成しやすくなるのではないかと思います。目的が定まっていないのなら、その場合、色々と注意力を幅広く分散させるようにして自分のやりたいことなり目的や目標なりを焦らずに探していけばいいのではないかとも私は思います。
大切なのは集中と分散の間のバランスを取ることなのかもしれません。その意味では深く集中するのも、広く注意を分散させるのも、どちらも大切な技なのでしょうね。その時々で、自分にとって最適な手法を取っていきたいものです。
あなたが本当に自分が心から望む何かに出会えますように。
みなさんに神様の加護がありますように。祈ります。
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