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6/9より、『いつもの食卓』を開催

こんにちは。
うつわと手仕事 廻り道です。

当店は、オープンして1ヶ月が経ちました。
足をお運びくださった皆さま、本当に有難うございました。
お客様は初めましての方が多く、せっかくお越しくださった方々にゆっくりと当店がどんなお店なのかお話しする機会を持つことが難しいとお店に立ち歯痒い思いもありました。

6月からは、店主である私が日頃大事に使ってきたお気に入りの手仕事を、
自己紹介の気持ちを込めて、今回「いつもの食卓」というテーマ
でそれぞれの作り手さんをご紹介いたします。



『いつもの食卓 』


毎日、使うものだから。
毎日、楽しみたいから。

気付けばいつもそこにあった、食卓の仲間たち。
時をともに重ねたくなるものたちを、
ご紹介します。

作り手
陶器 坂西康俊
木工 石沢木工
硝子 大内学
かご オズのかごバッグ

会場  うつわと手仕事  廻り道
神奈川県鎌倉市大町2–8–14  1階東側
会期  2022年6月9日(木)– 2022年7月3日(日)
定休日  月火水(不定休あり)


作り手紹介

(ものづくりへの心がけている思いも併せてご紹介いたします。)

やすとし窯 坂西康俊さん


私の食卓でも長く愛用しているやすとし窯さんの器たち。
丁寧に面取りしているお皿たちは、食卓に咲くお花たちのように美しくそれでいて凛とした佇まいです。
お料理を真ん中に盛り付ける子とで、全体の彩りが引き締まり坂西さんが言うよい器は素朴で素直な名脇役という言葉が納得のいく逸品です。

ーーー常日頃、シンプルで温かみがあり健康的で丈夫で長い間使って頂けるような器を作るように心掛けています。
丹波立杭焼の清水俊彦氏に師事していた時期に学んだことを基本に自分独自のものを付け加えて作陶しています。
主に糠釉、鎬、面取りを中心に生活雑器などを作り続けています。

石沢木工  石澤義人さん

初めて手にした時に、一つ一つのカトラリーがフォルムが丁寧に作られていてそれもそのはず石澤さんが何度も切って削ってを繰り返して出来上がっている。
木目の色にもこだわり素材を最大限に活かして作られ、手に馴染む柔らかな雰囲気が堪らなく愛おしいです。

ーーーシャープなデザインや、味がある仕上がりが好きで、角を落としすぎないことや、削り跡を残すようにしています。
木目が好きなエンジュやカツラ、チェリーなどの素材を選んでいます。
なるべく木材を無駄にしないよう心がけています。残った部分で小さいスプーンを作ったり、失敗したものもアレンジしたりして使い切るようにしています。

カンベガラス工房 大内 学さん

使っていくうちにどんどん愛着が増していくのが、大内さんの手吹きガラス。
私が特に好きな使い方は、夏の暑い日に果物をのせたりそうめんを麺つゆを入れて使うこと。食卓に差し込んできた日差しに相まってモールドの線がテーブルに反射してるのを見ながら食べるのが好きです。


ーーーーシンプルな普段使いの器であること、丁寧に作る、肉まわり(厚み)、道具を大事に扱う、材料を無駄にしない。
作風は一つの技法にこだわりは無く色々なものを作っています。
食器にはシンプルな模様のモールド技法(型吹き)のものが多いですが
型でつけた凹凸をつまんだり、切ったりして手を加えています。

オズのかごバッグさん

今回は、食卓のカトラリーやクッキーなど焼き菓子を入れて置くのにとっても可愛い置きかごを沢山作っていただきました。
かごバッグからの出会いでしたが、さまざまな編み模様を見せてくれるオズさんのかごが並んでいると見惚れてしまうほど癒されます

ーーー心がけていることは、かごバッグの場合まず作品というよりは
「製品/商品」として壊れないこと。
自然素材なのでどうしても脆い部分や耐久に不安があることが当然ですが
リスクな部分は極力省いて長年使って頂ける籠を作るようにしてます。
それでも経年使用劣化は必ず訪れますので、その場合はかごバッグは基本的には無料で修理致します。

紫陽花が見頃の季節、ぜひ鎌倉へ。

6月は鎌倉は紫陽花の時期です。現在は7分咲き程度ですが
期間中に満開となっていくことでしょう。
年間を通して見応えある季節です。


お散歩がてら、当店にもふらっと寄っていただき、あなたのお気に入りの暮らしのものとの出会いが生まれればとても嬉しいです。

皆様のお越しを、お待ちしております。

うつわと手仕事廻り道 店主  峯山 まりな

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