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『東北でみたもの』出品作家 オズのかごバッグ(岩手県)

こんばんは。
うつわと手仕事廻り道です。
本日も足を運んでいただいた皆さま、ありがとうございました。

2月2日(木)より始まります企画展「東北でみたもの その1」
出品作家の皆さまのご紹介をさせていただきます。

オズのかごバッグ( 岩手県 )


今日は岩手県盛岡市にてかごバッグや暮らしのかごを
岩手県で自生している沢胡桃や山葡萄を使い作られている
作り手 オズのかごバッグさんのご紹介です。




オズさんが作るかごバッグは、ワンピースに合うような浅型のかごバッグや
持ち運びやすい小さめのものを作ってくれたりと私たちの望みを叶えてくれる可愛らしいかごバッグなので

作り手である佐々木さんが男性なことに
驚きました。

作り手の佐々木さん



でもやはり、かごを作って生業にしていくのは並々ならぬ力仕事も含まれるわけです。

それもそのはず佐々木さんは、
原料の伐採からものづくりは始まります。

5〜6月に岩手県内全域の山へ沢胡桃や山葡萄の木の枝を切りに行きます。

なので、その期間はずっと山へ向かうのでかごを作ることはできません。

その後に、皮を剥いてお湯につけ
乾かす作業。



乾かす時に、均等の色にすることが難しく、ようやく色の濃さをコントロールできるようになってきたとのこと。

その技術はまさに経験の賜物ですね。



一つのかごに20本ほどの木から採れた皮
を必要とします。
それだけ、労力が伴っているからこそ
作り手が見えるかごバッグには、
お値段にも反映されています。

小さなかご
小さなかご
ショップカードもおけるトレイ
小さなかご
山葡萄のコースター



かごに使われる材料からは、どうしても
使えなくなった端材が出ます。
その端材はちいさな置きかごにしたり
ブローチにしたりと余すことなく
使い切っています。

今回の展示会にも、小物入れにしやすい
小さなかごや、すてきなブローチも沢山ご用意していただきました。

一年に作れる量が決まっている岩手県の沢胡桃かごや、山葡萄かご。

ぜひ、この機会に東北のあたたかみ溢れる手仕事に出会ってくださいね。

【  東北でみたもの   】

会期 2023/02/02(木) – 02/12(日)
平日 13:00–17:00  土日 11:00–17:00
(期間中 火水お休み)
02/06(月)はこぎん刺しワークショップ開催のためお休みです。
会場 うつわと手仕事  暮らしのお店 廻り道
神奈川県鎌倉市大町2−8−14

〈参加作家〉

■陶器  中嶋窯、三温窯
■樹皮細工  オズのかごバッグ、LOPPIS153
■こぎん刺し ハリノヲト
■エプロン  高橋エプロン計画室
■漆器  安比塗漆器工房
■玩具  八橋人形、忍び駒

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