長い付き合いのカメラの話

私は記念写真の類いが好きだ。
家族、友人といった人たちの写真を撮り、現像してアルバムにすることが好きだ。

そんなわけで、もうかなり昔になるがデジタル一眼レフを買った。カメラのことは全然わからなかったので、デザインが気に入ったペンタックスのkー30のレンズキットなるものを買った。

もとより性能はよくはわからないけど、大きいレンズがついてる様が、それはそれは素敵にカッコよく見えた。(その前にもっていたのは1万円くらいのコンパクトデジカメだったからなおさら)

重量が重いのもそれっぽくて、逆に気いっており、旅行にも持っていった。未だにちゃんと動くし、愛着もかなりある。

しかし、ずっと気になっていることがある。私が撮影するときはいつも「オートモード」なのだ。本来なら色々と設定がいじれるはずだし、全然違う写真がとれるはずなのだ。(たぶん)

長い付き合いではあるが、彼あるいは彼女の全力を使いきれていないのでは?という疑念が頭から離れない。
今年こそはと10年以上大事にしまっておいた取扱説明書を少しずつ読み始めた。

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