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前回は精油の中で最も有名なラベンダーについて紹介しましたが、今回はティーツリーについて。

ティーツリー精油の主な作用は、抗菌・抗ウイルス・抗真菌・殺菌・消毒・解熱・去痰・鎮痛・抗炎症作用などです。

具体的な効能や使い方をいくつか紹介します。

  1. 抗菌・抗ウィルス・抗真菌作用:主成分であるテルピネン-4-オールが、多くの病原体に対して強い殺菌作用を持っています。そのため、感染症の予防や治療に役立ちます。

  2. 殺菌・消毒作用:消毒効果が高く、汚染された場所を除菌することができます。ティーツリーの精油を1滴入れた水でがいをすることも風邪の予防効果があります。

  3. 抗炎症作用:肌荒れや虫刺され、ニキビ、かゆみなどの症状の軽減に役立ちます。狭い範囲なら、原液塗布できるため、患部に塗ると痒みや赤みを抑えられます。

保育園で幼児のお昼寝中にティーツリー入りのスプレーを噴霧していたら、スプレーしていたクラスだけインフルエンザで学級閉鎖にならなかったという報告もあるくらい、抗菌・抗ウィルス作用・抗真菌作用に優れています!

15年くらい前に、インドネシアのバリ島に旅行に行った時。
何か所も蚊に刺されて、ホテルの近くの薬局に行き、勧められたのがティーツリーのクリームでした。
そのクリームを塗るとすぐに痒みが治まり、効果を実感すると同時に自然療法が当たり前の暮らしに感動したのを覚えています。

日本では、虫刺されの薬といえば、ムヒやウナコーワなど抗ヒスタミン剤が入っているものだと思います。中にはステロイド剤が入っているものもあります。

これからは、虫刺されには天然のティーツリーを使ってみるのはいかがですか?
虫刺されの他、水虫薬、うがい薬としても使えるので、お勧めの精油です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

自然療法好きの薬剤師YUMI


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