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子持山に登ろう【屏風尾根】

薫風自南来くんぷうはみなみよりきたる

2022年5月19日(木)

群馬県渋川市/沼田市

故郷の山は新緑の季節を迎えて、
ヤマツツジは花の時となりました。

今回は地元の子持山でのんびりと山歩き。

子持山登山のメインルートとなる七号橋の登山口に通じる林道は2016年の大雨の被害により長らく通行止めとなっていましたが、今春に林道の修復工事が終わり、現在は通行が可能となりました。
それまでの子持山登山は天文台コースと子持神社からのソゲ石コースに限られていて、足が向かなかったハイカーさんが多かったと思います。

今日は良く晴れてハイキング日和となり、獅子岩を登るクライマーさんもいて、多くのハイカーさんが山登りを楽しんでいましたよ。

昔の様にハイカーさんの賑わいが戻ってくると良いですね。

☀️晴れ 🌀平穏 🕔05h04m
🐾14,474歩 5.8km ⇅800m
♨️敷島温泉 ヘルシーパル赤城 600円

7:40 七号橋駐車場⇒屏風岩⇒屏風尾根⇒
獅子岩⇒柳木ヶ峰⇒子持山⇒柳木ヶ峰⇒
大タルミ⇒ハ号橋⇒七号橋駐車場 12:44

七号橋の駐車場には先に一台の車があって、
クライマーさんのペアが準備をしていました。

獅子岩を登るなんて凄いね!
とても真似は出来ません😵

今回は子持山のハイキングコースの中でもツツジの木が多い屏風尾根を登ります。
屏風尾根は子持山ハイキングマップに記載が無く、十年程前まで知る人も少ないルートでした。
いつのまにか尾根上に位置番号の表示布が付いて、他のハイキングコースと同様に遭難時の対策が施されましたが、歩く人は多く無いと思います。

7:40
七号橋駐車場

出発〜!

ツツジはどうかなぁ、咲いてるかなぁ?

子持神社の奥の院に安全を祈願して行きましょう。
登山ポストのある七号橋の登山口から入山します。

7:56
円珠尼の歌碑

歌碑の建つ分岐から左手の急坂を登って屏風岩に向かいます。

「子持山 もみぢを分けて 入る月は 錦に包む 鏡なりけり」
                    円珠尼
おっ!ヤマツツジがお出迎えですよ。

尾根に上がり、屏風岩の末端を往復してきます。

8:07
屏風岩

両サイドは切れ落ちているので、気をつけましょう。
石詞のある稜線上では慎重に行動しましょう。
獅子岩が爽快な眺めです。
屏風岩から鞍部に下ります。
中々の高度感がありますよ。
屏風尾根は気持ち良いねぇー♬
尾根上の露岩から獅子岩を見上げます。

屏風尾根は獅子岩の岩壁下に突き当たるので、
目印を追いかけて、踏み跡を東に辿りましょう。

周辺はヤマツツジが咲き誇っていましたよ。

Gorgeous!

9:09
獅子岩/子持山山頂の分岐点

獅子岩を目指して、急登を頑張ります。
ホイッ!ホイホイ!!
もうちょいじゃ。

9:24
獅子岩ししいわ

よいしょっ!こらしょっ!と。
ヤッホー!
赤城山が大きいです。
武尊山が良く見えますね。
手前は浅間山、スカイラインは榛名山。
地下足袋にも慣れてきました。
ひぃぇ〜。
転落はNGですよー。

展望を楽しんだら獅子岩を後にして、山頂に向かいましょう。

新緑が気持ち良いですね。

10:13
柳木ヶ峰やなぎがみね

ここまで登れば、山頂までもうひと頑張りですよ。

ミツバツツジ。
山頂下の岩峰からは爽快な展望が広がります。
山頂はすぐそこです。

10:32
子持山こもちやま △1296.2m

登頂〜!

長野県大町市からお越しのご夫婦が休憩中で、
おしゃべりに盛り上がっちゃいましたね。

長野県の山はほとんど登ったそうです。

いいなぁ、羨ましい。

山頂には△一等三角点がありますよ。
北方に谷川連峰を望みます。
おにぎりをパクパク。
旨〜い。

11:10
さてと、そろそろ下山しましょうかね。

山頂付近のヤマツツジはまだこれからです。

11:23
柳木ヶ峰

柳木ヶ峰からは大タルミに向かいます。

笹道から急降下。
Hi buddy!

11:42
大タルミ

今回はここから八号橋の登山口に下山します。

大タルミから植林帯を抜けて雑木の森へ。
この辺りの雑木林は雰囲気がとっても良いですよー。
石積んできたけど、もう崩れちゃったかな!?
八号橋登山口からすぐ近くの「獅子追手の滝」
八号橋の登山口に車を停めちゃダメですよ。

12:44
七号橋駐車場

終了〜💦

今日は終日、良く晴れて気持ち良かったですね。

風も穏やかで、子持山の新緑とヤマツツジを存分に楽しむ事が出来ました。

子持山はハイキングコースが多く、ルートを考える楽しみがあり、その組み合わせは自由自在です。

個人的には今回のコースが一番好きですかね。

登山適期は新緑と紅葉の頃ですが、冬枯れの静かな山中も雰囲気が良くオススメですよ。

四季折々に魅力的な子持山は故郷の宝物ですね。

どうぞお出掛け下さいな。

#361〈おしまい〉

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