まつみゆ

具体と抽象のはざま

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痔の手術を受けてきた|人生初の手術と医療を受けるということを考えた

今日、痔の日帰り手術を受けてきました。 事前にいろいろ体験談を調べようと思っても、あんまりなくて…!怖くて震えながら今日を迎えました。 そうだよね…痔の手術とかって公に言いづらいよね…と思いながらも、わたしが受けた手術の内容になりますが痔に悩む誰かの参考になればと思います。 (ちなみにわたしは切れ痔といぼ痔、肛門ポリープでした。痔ろうはまた別の治療になります) 病院に行くきっかけ「あれ…なんかすごく痛い…」 とある日の💩のとき、もう息が止まるほどの痛みが走りました。 待って

    • 【読書】これぞUXライティング?行動変容のためのヘルスコミュニケーション

      医療系の記事を書くようになって、医療特有のコミュニケーションとはなんだろうと手に取った一冊。 さまざまな学問からまとめられた知見は、医療関係なくコンテンツを作る人に役立つものが多い内容だった。 本の概要保険医療の観点で、望ましい行動を取ってもらい、望ましくない行動を控えてもらうための伝え方を解説。 社会心理学、教育心理学、行動経済学、公衆衛生学等の研究と実践から導き出された「人を動かす10原則」。 行動経済学のナッジ理論(社会心理学の行動研究を踏まえ、人の直感的な判断や行動

      • 雨のカーテンが上がれば、春の舞台が始まる

        • 「結婚できない」という後めたさ

          キャリアプランを考える際、自分のライフプランを考えることは必然的に起こる。 私も、考えていた。 でも、相手がいる「結婚」という行為に、戦略的に動けるほど、現実的ではなかったんだな、と思う。 5年付き合った彼氏がいた。結婚すると思っていた。 でもそれは叶わず、そして5年という月日を共にしたにもかかわらず、別れた原因は性格の不一致。 恋愛や結婚なんて、どれだけ頭を使っても分かりっこない。 そう思ってしばらくフラフラと自分が好きなように楽しんでいたし、性的にも奔放になっていた。

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        記事

          「足らない」と思うものを付け足して、破綻していった

          「キラキラしているあの子が持っているあれを持てば可愛くなれるかな!」 「おしゃれなお部屋にあるあれを買えば、私の部屋もお洒落になるかも!」 「仕事ができると言われるあの子はあの仕事を任されているからだ。私もできるから仕事をくれ」 「人気な子はいつも呼ばれる。だから私も呼ばれる会は絶対に行かなきゃ」 こんな思考が頭をめぐることがしばしば。 結局、可愛くなれると思ったものは私には似合わず、つぎはぎだらけのアイテムは一貫性を持たないため、使い回しが効かない。 部屋をお洒落にするた

          「足らない」と思うものを付け足して、破綻していった

          1秒を掴み損ねると、多分1年分くらい損する

          「水曜日くらいに戻りたいな…」 そんな金曜日の朝を迎えている。 なぜか。わかっている… 「ちょっとめんどくさい」 「ちょっと眠い」 で、動き出さなければならないことはわかっているのに1秒、また1秒と後回しにしているからだ。 わかっているのに「大丈夫だろ、なんとかなる」というなんとかする根性が強い。 いや、なんともならないからー! 行きたい飲み会断って、会いたい人に会えなくて、何がなんとかなるじゃー! 何もない時間、たまのリラックスは必要だけど、リラックス9割で過ご

          1秒を掴み損ねると、多分1年分くらい損する

          自分のペースで生きるということ

          この3ヶ月、怒涛の日々を過ごしていました。 転職、退職、業務委託での仕事を始め、恋の前段のようなものを感じ、夏の終わりとともに消え去る。 まさに公私ともにてんやわんやな日々でした。 劣等感も自己肯定感も、ジェットコースターのように変化する激しい日々の中で、やっぱり改めて落ち着いた考えを書いておこうと思います。 「後悔なんてしても意味なくない?」なんてそんなことないたぶん、この言葉をかけてくれる人は、落ち込んでいる私に前を向かせてくれようと、あたたかい気持ちでかけてくれる言

          自分のペースで生きるということ

          わたしじゃなくてもいい世界で、わたしとして生きるという話

          「わたしがいなくても世界は回る」 そんな当たり前のことをぽつりと呟きながら、自分の存在価値がわからなくなるような感覚を、社会人になってからはとくによく感じるようになった気がします。 「わたしとして社会に関わる」 このことについて、随分長いこと考えて来たように思います。 まだ答えが出たわけではないですが、今の職場で感じたことはまぎれもなくいい体験だったなと思い、それを書いておこうと思いました。 「好き」という気持ちが自分を浮かび上がらせる埋没してしまいそうな自分という個

          わたしじゃなくてもいい世界で、わたしとして生きるという話

          ちゃんと傷ついて、磨いて、輝いて、生きろ

          Netflixで「FOLLOWERS」を観ました。 女性の生き方を中心に描いた作品で、自分の少し上の年代の方々が主人公で、未来を考える上で観てよかったなと思いますし、何よりも「自分」をどう生きるかをすごく考えさせられました。 今ある「女性の生き方」の変化が始まっていること、そしてゆくゆくは性別も超えて「人として生きる」未来が詰まっているのでは、とも思いました。 ここからはネタバレも含むかも?しれないので今観ているよ、これから観るよ、という方はお気をつけください。 SNS

          ちゃんと傷ついて、磨いて、輝いて、生きろ

          久しぶりに「何もしたくない朝」を迎えたこと

          社会がざわつき、仕事をしている身としても、危機感を感じずにはいられない毎日。 この状況をなんとか乗り越えよう!ともがき、日々増える仕事。 それはとても幸せなことだな、と思いつつ、どこかで自分を追い詰める日々が続いていたんだなと、今日の朝目が覚めてから思いました。 「あ、今日は起き上がれない日だ」 そう思い、始業ギリギリまでベッドに横になりぼんやりと携帯を眺めては布団にくるまる。 そして重力と自分の重さを感じながら、ベッドと一体化していきそうな体を感じて目を閉じる。 ち

          久しぶりに「何もしたくない朝」を迎えたこと

          もっちもちのものは心を救う

          昨日の深夜23時30分も近くなったときのこと、異常なまでの空腹に悩まされて高カロリー胃腸への負荷がやばいカルボナーラを食べました。 普段であれば空腹のまま寝るのですが、記事を書いていたこともあり、ちょっとこのままだとやばいな…と、たまには背徳の食事をしてみたわけです。 背徳の味はそれはそれは美味しくて、悪いことしてる気分なのに、幸せ感が半端ありませんでした。 『してやったぜ』感。 予想はできていたのですが、朝起きて胃もたれがすごい… してやられた… 背徳の代償は大きい。

          もっちもちのものは心を救う

          モチベーションは綺麗な話ばかりではないということ

          「むかつく」「なんでそんなことを言われなきゃいけないのか」 何の言葉を選ばずに激しく湧き上がる、いわゆる怒りのような「負」の感情を抱かずにしっかりと自分で整理できるようになることが穏やかに生きるために必要とされている。 確かにそういった怒りや悲しみをコントロールするアンガーマネジメントは重要だ。 ただ、ふつふつと湧き上がる衝動的な「負」の感情は、人に向けなければ時にいいモチベーションになるのでは、と思っている。 全世界が敵今となっては落ち着いているが、全世界に怒っ

          モチベーションは綺麗な話ばかりではないということ

          相手を信じることと、期待することを履き違えないこと

          人を信じるのが怖い。 なんでみんな、何かを隠したりしながら生きるんだろう。 みんな嘘がつけなくて正直に生きるひとばかりだったらいいのに。 なんて、そもそもそんなことができない自分なのに。 相手に押し付けたくなる感情がひょっこり顔を出してきたことにため息をつく。 信じたい人たちがいる。 それだけでこんなにも苦しくもがくものなのかと、心がとてもムズムズするのだ。 人を心の底から信じたことがあるか?「裏切られるのが怖い」 そう思って、いつも心のどこかでブレーキがかかる。 少

          相手を信じることと、期待することを履き違えないこと

          物事にはいつか終わりがくるということ

          とてもとても楽しい休日が終わりました。 過ぎていった時間を噛み締めて満足な余韻に浸っていたとき、ふと、過ぎてしまった時間への愛おしさと、「次はあるのだろうか」というちょっとした寂しさを感じています。 仲の良い友人も、恋人も、もしかしたらいつか終わりがくるかもしれない。 それは仲違いなのか不慮のできごとなのか。それはいつも予期せぬタイミングでやってくる。 そう思うと、今一緒に居られる時間がとてもとても大切で貴重で、お互いに満たされるものであってほしい、満たされるものにしたいと

          物事にはいつか終わりがくるということ

          自分が本当に嫌になるとき

          自分のことが心の底から嫌いなときがありました。 最近、体調を崩しメンタルも下向きになり、「あ、この自分嫌い」って思うことがあり、なんだか古傷に触れたような感傷を覚えたので、嫌いだった自分をあえて書いておこうかなと思います。 「本当はできるはずなのに」というできない自分に納得がいかないとき以前承認欲求の記事を書きました。 簡単にいうと、自己評価が低いのに自分に対する期待が大きいんですね。 メンタルちぐはぐ。 特に顕著になったのが、今より10kg以上太っていた時。 高校か

          自分が本当に嫌になるとき

          再現性のある生活がしたい

          リモートワークが始まって、早2週間がたちました。 リモートワークだからできるようになったことがたくさんあって、とても充実した日々を実感しています。 でも、これがリモート解除になってしまったら。 私のメンタルはガタ落ち必至だなと思い、最近は再現性のある充実した生活について思いを巡らせています。 リモートになってできるようになったことリモートになってできるようになったことはなんなのか。 今後忘れないようにするためにもここに記しておこうと思います。 - 毎朝のクイックルワイパ

          再現性のある生活がしたい