神秘とか宇宙の法則だとか人間だとか男とか女とかとりとめのない妄想

 最近色んな界隈で、mbti診断が流行っていて、面白いので、色々な人が解説しているのを見てみると、確かに自分の所属する属性と相性が悪いと言われている人が、自分の所属する診断結果を解説している人の動画は単純に自分と視点が異なる上に、悪口(に聞こえる)を言っていてとても腹が立った。しかし、他の人からすると自分はそう見える事が多々あるのかとも思って、結果的にはとても面白くて勉強になった。そんな私は嫌われ者のENTJ。随分と人間の心理と行動が結びついてきたものだと思うのだけれど、結局最後は生理学的心理学(生物心理学)だとか、心理生理学(精神生理学)というものに行きつくのじゃないかと思っている。

 全く勉強したことがないので字面から勝手に想像しているだけだが、これを取り扱っている大学のシラバスかなんかを見たときに、面白かったのが、生理学的心理学(生物心理学)では、主に動物を対象として,『生理的』な変化が行動に及ぼす影響を検討するのに対して、心理生理学(精神生理学)では、人間を対象として,心理状態や心理過程とともに起こる『生理的』変化を測定し,心と身体の関係を検討する。と、真逆の観点から物事を見ていた事だ。
 人間の場合は、心理的な変化が元で”生理的な変化”を観測するのに対して、動物の場合は、生理的な変化を元にして、”行動”を見るということで、動物には心理が存在しないように扱っている。まぁ確かに動物と言っても虫なんかも節足動物だから虫に心理があるかと言われるとぴんとこないだろうけれど。一寸の虫にも五分の魂とかいうのだが、私は動物にも色々な感情やら、心理やらがあるとは思う。蟻にはグーたらと働きアリといて、働きアリが疲労で仕事しなくなったら、グーたらも働くのだから、もしかしたら働かなくなった状況を言語以外の何かしらで伝達し、情報を得て、心理的な何かが”働かないといけない”と思うから、交代で働くということが、あるかもしれない。それに犬とか猫とか表情がある、普段不都合なので、無視しているけれど動物にも、心があると思う。下手したらすべての物体にも心があるかもしれない。でも都合の悪い事は無視して、カメムシほいほいとか作って駆除しちゃうんだけどね。

 話は変わって、個人で世の中の真理を見極めた人が各地にいて、その人達が真理をみんなに教えている動画等を2倍再生で4,5本見てみたが、正直なところ意味は分かるけど、なんでそこをそれと繋げちゃったのかなと思ってしまった。三分の1位は言っている事に対して、納得できるけど、右脳と左脳で分けて、右脳世界はなんか開けた新しい世界で物事が見えるとか言い出す。だんだん私には承服しかねるという内容になってきて、そっから、あー、そうなるかぁ。という感じ。最後に分けわからんくなってきたところで、大体宇宙とか、平和とか最新の技術につなげておわり。はいはいはい。なんでもそこに終着点を持ってこれたらそれは満足できるかもしれないし、めでたしめでたしという感じもあるが、いまいち私は納得できなかった。
 たまに生物学というか、生理学?脳科学?的な事言ってるけど、随分おかしげなことを言っているなぁと思ってみてしまった。そこに寄せられるコメントも見てみたが、共感コメントと好意的なコメントが多数ではあったが、私は、目的と最終目標がはっきりと分からないので、多分この人たちは”解脱”を目指していると、そういう事なんだろうと思った。

 そもそも何を理解しようと思って、何を目指しているのかがよくわからなかった。それにしても、あの人たちは、日本人なので、縄文時代とか言うワードを出しているのだけど、そもそも縄文時代以前の、700万年前の猿人の時点で人間は2足歩行になり道具を使いだして知能が発達したと言われているし、次に原人が打製石器を使っていた時代なんかも、群れで行動していた動物だっただろう。その後のホモサピエンスが生まれた時代が、20万年ほど前で、そこから、旧石器時代、磨製石器時代、新石器時代がある。縄文時代は、世界的な時代区分でいうと、新石器時代だとか?確かに縄文時代は、1万5000年前から、2400年前まで続いたので、1万年くらい平和だったというから、そこをいうのもさもありなんではあるのだけど、縄文時代は、食料の需要と供給が出来ていて、長老とその他の上下関係もあまりなかったらしいので、現代の様な階級社会で、縄文時代の精神に回帰しろとか、縄文時代のやり方で生きればそれが自然だとか楽だと言われても、現実的には無理だろうと思った。人類の原点をいうなら、もはや旧石器時代の辺りの話をした方が良いとおもった動画だった。

 そこで思い出したのだけど、元々地球が出来た時が46億年前で、44億年前に海が誕生し、そっから6億年かけて安定してやっと38億年前に初めての”生物”として、嫌気性の単細胞生物が生まれたと言われる。そして、現代で西オーストラリアの35億年前の地層中からストロマトライトが産出した。これは世界で最も古い化石記録の一つとなっていると言われている。生きる岩石生物なのだ。生きてる炭酸カルシウム。ちなみに、このオーストラリアで見られるストロマトライトは今も生きていて、生きている化石でもあるのだけれど、実は日本の石見畳ヶ浦で見られるノジュールとされているものとそっくりだ。私はたまたま旅行でここに訪れて知ったのだけど、この観光地、あまり知られていない。いつ行ってもほぼ人がいないのだから多分そうだと思う。そして、石見畳ヶ浦では、このノジュールとは貝殻の炭酸カルシウムが溶けだして、固まったものだと公式に説明されているのだけれど、、、いや、これどう~~~みても、ストロマトライトだろう。ストロマトライトは基本的に光に向かって伸びていくのだけど、現地に行って思ったのだけど光に向かって伸びているんだなこれが・・・。それで貝殻が、溶けてって、、、ほんまか?いや、ストロマトライトだろ。それで、人間の骨って、リン酸カルシウムがほとんどだけど、炭酸カルシウムも入ってるよね。そして、骨が成長するには、太陽光が必要で。。。ほらほらほら、これこそ生命の神秘だろと私は思うけどね。それが、しかも島根県でみられるなんてね。

 さて、そもそも、生物はオプティマスの連続で出来ているんだよね。
以下抜粋
『人体を構成する細胞の数は数十兆程度だが、体内に生息する細菌の細胞数は100兆を超える。こうした体内微生物が、免疫系など人体の仕組みと密接な相互作用をしていることを考えると、人間とは、ヒトの細胞と微生物とが高度に絡み合った集合的有機体とみるのが適切だ――イギリスの研究者がこのような内容の論文をまとめた。「超有機体」というこの視点は、将来期待される「個人の特質に応じた投薬・医療」の開発に際して、重要な意味をもってくるだろう。』

というのだけど、血液は海を持ってきたという人がいる。そして、骨はストロマトライトとかの岩石から、細胞が原始からの微生物と、少しの人間要素を加えて出来上がったものだと思うと、人間は地球からもぎ取って作られた地球のひひひひひまごまごまごまごだとは思う。そういう意味で我々全人類は地球の申し子だ。

 あと、勝手に思ってるだけだが、人間が面白いのは、最初一個の受精卵から細胞分裂して、お腹の中で、脊椎動物の人類の進化が再現されているとお思っている。魚類の一部から両生類に進化し、更に爬虫類に進化し、哺乳類に進化したというが、お腹の中の子供の成長はこれにそっくりだった。ポニョでもそんなことが言いたかったんじゃないかと思うくらいにはポニョだ。

私がこう思うように宇宙も含めて地球上にはそれはたくさんのフラクタルが溢れている。この様なフラクタルを見つけ出したりすることがただ楽しいのは分かる。ただ、貴方も私も同じ細胞だというにはもう人間は進化しすぎている。何が一番違うかというと、生物はオプティマスの連続でここまで来たはずなのだけど、人間はオプティマスの範疇でなければ生きられないタイプとオプティマスの範疇を越えて生きられるタイプ、又、自分のオプティマスを変化させる等本当にすごい事になっているので、生命のカンブリア紀があったように、今は脳のカンブリア紀と言えるかもしれない。PCでハードの開発が終わり、OSの開発が終わり、ソフトやアプリの開発が終わり、AIの時代が来た。そして、コピー機などの二次元の印刷物から、3次元印刷が出来るようになった。

 私は結局、これからは人類に合わせて環境をオプティマス化していくようになってくるのが最終形態だと思っている。言葉だけを見ると人間本位だと思うかもしれないが、何も人類に合わせて地球を変えろというのは悪い事ばかりではない。人間はそこまでできる程に地球に詳しくなってきている。だから、自分たちの反省もしなければいけないし、人間が変えてしまった地球環境を出来るだけもとに戻すことは、例えば私達個人が病院で治療するようなものだと思っている。私は将来この便利な生活をしながら、皆でもっと便利に自由に生きながらも、環境を守って地球と共存することが出来ると思っている。なので自分が知っていて、自分が地球環境や、社会環境に対して出来ることはするし、余裕があれば還元する。共に支え、ともに栄えるのが目標だ。

 これは科学と知性と理性と社会性、多種性多様性などという要素が複雑に文明として発達した国だけの話かもしれない。我々が全員、海と大地の子で、地球という神の子ではある事は確かだが、母である地球に恩返しをしなければいけない時代が来ている。私達は十分に地球の恩恵を受けたし、SDGsいいじゃないかと思う。我々の世代やら、何歳やらわからない世代の人間が、SDGsなんてと馬鹿にしているが、子供達なんかはよっぽど真剣に考えていて、もう新しい20代前半くらいの世代はSDGsに則って物事を考える事が出来ている。私は元々古典専攻だったが、日本文学部なので、なかなかに様々な時代の本を読んできた。それぞれ、時代考証をしたり、当時の文字や意味を読み解いたりすることは本当に楽しいが、様々な時代の文章を読むので、時代に沿った考え方や、昔の考え方等で、若い世代を測るということは無意味だと思っている。そもそも一緒に生きている”今”は分析できるが、未来を分析する事は出来ない。じゃぁ何が出来るのかというと、予測する事だ。過去を踏まえて今を分析し、未来を予測する事だけが、我々にできる事だ。今の私たちにパラレルワールドなどない。ただ、私達には観測できない、認知出来ない物質は世の中にまだまだ沢山ある。だから未来はとても明るい。世の中は今以上に便利になるし、もっと出来る事も増えるだろう。

 そんな時代に生まれてくる子供たちは裕福であるか無いかに関わらず今の社会でなら、食べて生きていくことが出来る。言葉は悪いが、野良猫のように生まれて捨てられても、良く学んで、仕事をすれば自由になる金も手に入る。今までは、生まれたときから身分が決まっていた。職業も決まっていた。女はこういきろ、男はこういきろ。今は、望めばなんだって出来るとても贅沢な時代だ。女だからといっても、金さえあれば離婚しても何も問題ない。
 因みに、親ガチャとかいって、世の中に生まれたときからの金持ちというのはいるけれど、自分が努力も何もしないのに、親や祖先の金を食いつぶさずにのうのうと死ぬまで生きていけるのは本当に本当に一握りだ。大体騙されるか、使い尽くして文無しになる。だから、実際は金持ちだろうが金持ちじゃなかろうが土台は同じだ。世の中ここが生産性が悪かったとか、官僚がおかしいとか若い世代からするとまぁ色々あるかもしれないが、今作ってきた人間社会は前の世代の人間の誰かがなんかしら良かれと思って作ってきた社会だ。うまく行っている事もあるから、引き継げばいいだけのこともある。このままでは問題があるなという事なども沢山ある。しかし生物が生まれて、38億年かかってここまで来た進化が一気にすべていい方向に行くということもなかなかない。もしかしたらどっかの馬鹿が第三次世界大戦を始めて、全てが核融合し、何も生命のない地球に戻ることもあるかもしれない。大体地球にやさしくとか、戦争をやめろとか、それが全員ガチで分かっていて出来ていたら誰も困ってない。戦争なんか、我々の祖先は移動した先の違う部族の男を根絶やしにしてきた。そう言う行為に後から”戦争”という名前を付けただけだし、記録が残っているだけだ。そんな世界が戦争を辞めるわけがない。
 こういっては何だが、高々数百年前に建国した国なんかトップがダメになれば、いつでも文明がゴミだった時代に戻る。今、とある国なんかは、トップがアレで、全てがぐだぐだだろ。どこかの国は資源があるし、ガチガチに自国の金で貯えを作ってきたからどうにかなってるが、他の国なんざ、秒で金も資源も学もない発展途上の国に戻るかもしれない。でも我々日本人の男は、元々部族をつぶし合わない経験と知恵がある。私は女だからさらにそう思うのかもしれないけれど、日本人の男は総じて本当にすごい。もちろんダメなんもおるが、そんなもんの事は今言ってない。大脳は理性と聞く、現に日本人の男の大脳はかなり発達していると思う。
 とはいえ、我々は別の頭脳の集合体なので、イノベーター理論と、シャーデンフロイデ効果と、IQと学習の発達の差があり”個”であるという制限があり、良くなるにしろ悪くなるにしろ全体的な考えがその方向に向かうには時間がかかる。よい方向が決まったからと言って一気にいい方向に行くということもない。何故なら失敗して絶滅を避けるからだ。時間には、一気に同じことが起きないようにするという力がある。そして、何事も、時間の経過で積み重なり結果がその合間合間に見えてくる。

そろそろ自分達ばかりではなく、人間を育ててくれた人類の母である地球に恩返しをして、楽をさせてあげないといけない時期なのではないかなとは思う。



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