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諸行無常である理由

人間は普通日頃自分の周りにあふれている構造でしか物事を理解しようとしないから、相当頭が良いと言われている人たちでも、一般的にあふれている物理法則を逸脱したような物事が複雑化して更に、時間が経過していくと共に収拾を付けられなくなる。

弁護士でさえ後出しじゃんけんに弱い奴がおるのはホントにしょうもねぇ世の中だよなって思う。大体、本来起きた事実とは消えるということがないはずなのに、時効なんてものや風化なんて言葉が存在する。日本人なんか特にもののあはれと無常観がDNAに組み込まれてるし、実際日本人だけセロトニントランスポーター遺伝子のせいで恐怖を感じまくるわけだからなんて特殊な世界で生きてるんだろう。でもそんな中で、最近の不動産業界では100年後なんかわしら生きてないから知らんわってよく皆言ってておもろい。

 更に、パラレルが存在するなんていうのだけど、その事象がパラレルだという確認を取ることが出来ないので、ここに可能性を見出す事ってのはなかなかに逃げなんじゃないかなと思う。根本的な理解を伴わない人は、元来他人の知識であるテキストやらバイブルで知識と発想を拝借することにより、シンプルに脳内を保って生きる事が出来る。シンプルなものをわざわざ複雑化しろというわけではないんだけど、複雑なものを複雑な構造のままに理解するだけでなくて、結局言語化して、わかりやすいどこかに落としどころを作って理解するという工程を経ないと、実現化しないし、とにかく効率的だと言ったところで、感情と自分の経験だけでしか判断しない人からの理解は得られないということならわかる。だから経営者とかも結局その分野に長ければいいだけなんだよね。専門化しろって言うのはその程度のシステムで、成り立っているってことだろうて。

それでいて、法則や新しく発見したフラクタルに名前を付けていくわけだけど、元々結構な勢いで事象に名前がついている事を考えれば、過去の偉人たちは相当にレベルが高い。現代になって、解明する為の技術が生まれて、私たちが日常生活で経験する事象にホルモンレベルで、理由付けと説明が出来るようになった。令和の時代の開拓地はそこなのかなとさえ思う。確かににわかにそういう動きをしている人たちもいるのだけど、全く庭遊びをしている中で、子供が、これはシャベルだ、土だ、と言っているに過ぎないようにも見える。それに、小学生が解明できる構造に理由も考えずに勝手に意味を見出して納得しているような人たちなんかそもそも縄文人とやってる事が変わらないとも思うんだけど、でもまぁ、そこら辺を理解する意味がないし多分そういう人は自分にとってのオプティマスしか理解できない。そもそも、トラスやハニカムの物理的意味もどうでもいい人たちが、テンセグリティについて知ったところでだから?ただ単にそうなんでしょとしか理解しないだろうなと思う。私がバックミンスターにシンパシー感じるのはそういう所だよね。apeirogonの次がCircleになるようなことくらい面白い。人の心の中も、多分テンセグリティ構造でバランスが取れている。ただ大抵の人間は目で見たり、理解した物理法則でしか物事を捉えられないので、日常生活で、そういうことを解き明かそうと思う人も別にいないし、必要ないんだろう。だから、お金や、性格、知識や、プライド、価値観、その場の感情なんて全て私にとっちゃおまけのようなもんだよねって事になる。そういう思想だからか知らんけど、正直薄利多売の長なんか、技ねぇよなとか思ってしまうのでどうも好きになれないもんで、仲良くもなれないんだけど、そこらへんがなんかお互い様でこういうのが需要と供給よなーって思う。

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