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「悲しい色やね」を聴きながら 昔はCDやアルバムをきちんと買っていたな〜と思い出す。

上田正樹さんの 「悲しい色やね」を聞いている。 そんな金曜の夜です。

別に悲しい事があったわけでも 何でもないんですけれども。

ふと、昔のように 歌詞をじっくりと 味わうことって 減ってしまったなぁと思ったんですよね。


私が学生の頃は まだ音楽配信サービスのようなものはなかったので

音楽を聞くとなると 買いに行くか レンタルするか 友達との貸し借りでした。

そしてそれをMDなんかに録音したりして。

自分のプレイリスト作って。 楽しかったですよねー。


大好きなアーティストのCDやアルバムの発売日なんかは 

それはそれは 宝物を受け取るような気分でワクワクしました。

いざ 商品を手にとった時の高揚感。

CDショップから 家までの道。

家に着いて ビニールカバーを外す瞬間。

私の場合は まず 歌詞カードをとことん堪能していました。

歌詞カードも 紙の素材が違っていたりしていたし

紙独特の匂いなんかも味わいながら(変態か笑)

1番目の曲の歌詞からスタート。

まるで小説を読むかのようなね。

歌詞を読みながら アルバムのストーリーや 曲調なんかを想像したりしました。

そしていよいよ 再生。

もうこの 「再生」の瞬間は 本当に贅沢な気持ちに包まれて

ふんぅ〜♪ となってました。

自分が想像していた曲調とすり合わせたり メロディーラインに涙したり

全て聴き終わった後に もう一度歌詞カードを改めてじっくり読んだり。

本当の本当に 一枚一枚 楽しんでいた。


またジャケ買いというのも好きでした。

聞いてみると 「あー何か違ったなー」なんていうのもあるけれど

それもそれで 何か楽しかったりしてました。

視聴コーナーも大好きで 視聴して「おっ!いいっ!」と思って

購入したCDも 沢山ありました。


しかし ダメですね。 便利なものに やっぱり手を出してしまうんですよ。

聴きたい時にすぐ聞けちゃう。

でも あれなんです。 歌詞とか まじまじと堪能しなくなっちゃって。

クレジットなんかも 分かんなくて。

なので最近 CDウォークマンなんかを 買っちゃおうかなって思ったりします。

やっぱり ケースをパカっと開けて 入れて再生する高揚感

アレは 特別だよなぁ。

何なら レコード集めたいなぁーと思ったりしています。



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