マガジンのカバー画像

76
人生、挑戦、軌跡、可能性
運営しているクリエイター

#フリーランス

フリーランスになるきっかけ はじめてブックデザインをした話

1冊の本がある。 「CROSSROAD 20代を熱く生きるためのバイブル」 監修:SANCTUARY (サンクチュアリ出版) 1997年に刊行された本。 ぼくが初めてブックデザインした本だ。 この本を作るまで本のデザインをしたことはなかったし、 デザインの勉強もしていない。 知識もスキルもゼロの状態から、完全に独学でやり始めて、 最後までやりきった初めての本の仕事だ。 二十数年前── 飲みの席でサンクチュアリ出版の社長の高橋歩くんに 半分冗談で言われた「本のデザイン

”体力ない系”の人がフリーランス目指してやってきたこと。

こんにちは! フリーランスイラストレーター・デザイナーのるるん(@lulun_1120)です。 ポートフォリオサイト↓ 私がフリーランスとして本格的に活動を始めたのは今年(2019年)に入ってから。(最初はライティングの仕事をしていましたが、ライターでフリーになることは考えていなかったのでここではカット) 今回は1月に初めてお金を頂きイラストのお仕事をしてからのことをまとめます。 前半…フリーランスになったきっかけ 後半…私がフリーランスになってからやってきたこと

夢をひろう、夢を編む。駆け出しイラストレーター・はこしろちゃんの冒険

「私、ずーっと普通のOLになるつもりだったんですよ」と、はこしろちゃんは言った。 はこしろちゃん、もとい、はこしろ先生はフリーのイラストレーターだ。某人気アナログゲームの絵師になったり、企業の宣伝4コママンガを描いたり、とアクティブに活動している。 大好きな絵を仕事にして、毎日充実した生活を送っているように見えるはこしろ先生だけど、現在の境地に至るにはなかなか一筋縄ではいかない葛藤があったようで……。 好きなことで生きていく、って口で言うのは簡単。でも、みんながそれでハ

プロボクサーは水道屋に。

 これから綴る話は、  「さぁ!これから世界のベルトを!最短かつ3年以内に獲りに行こう!!」そう息巻いて駆け出したボクサーの身に起こった出来事です。  先ずは自己紹介。  私は現在33歳の女子のプロボクサーです。 プロと言っても未だデビュー戦もしてない無戦のプロボクサーになります。  少し前まではアマチュアボクシングで日本代表。東京五輪の強化指定を受けてオリンピックを狙ってました。  しかし五輪戦線の途中。夢半ばで敗れてしまい、2020年1月。未だ有る伸び代の行き場を求

上京して2年で借金400万を抱えた僕が、未経験から半年で手取り30万超えのフリーランスエンジニアになるまで。その5(最終回)

ひろすけです! 前回のあらすじ。 新卒で入ったIT企業を約1年で辞め、地獄のようなフリーター生活に余裕を失っていた僕は、コンサル詐欺で借金400万を背負う。 寛大な両親に借金を肩代わりしてもらった僕は、しっかりとしたスキルを身に付けるためにプログラミングスクールへ通うことを決めるのであった。寛大な両親に借金を肩代わりしてもらった僕は、しっかりとしたスキルを身に付けるためにプログラミングスクールへ通うことを決めるのであった。 どこのスクールに通おうかな最近は都内を中心に数多

転職しようとしたら速攻で落ちた話〜SFは起こらない、リアルな具志堅を探して花束を〜

6年ぶりに転職をしようと思い、とある会社に履歴書を送った。 そしたら落ちた。 ちょうど今勤めている会社を辞めようと考えていた私のもとに、ナイスタイミングで飛び込んできたその募集に、こ、これは、、完全に呼ばれている...!と思い、応募することにしたのだ。 募集要項は、秘書兼広報。 ちなみに私はどちらも経験がないし、その業種を目指していたのかと言われたらそうではない(広報は興味ある)。よって、それに関する知識や能力はない。しかしその会社にとてもとてもとても興味があったのだ

【第17話】35歳の教習所デビュー

◇ついに訪れた、助手席生活の終焉 クロールの息つぎができるようになったのが、30歳。原付の免許を取ったのは、去年34歳。歩みは遅いが日進月歩だ。このペースだと70歳ぐらいでバック転とかできるようになってるかもしれない。でもその前に――  35歳、教習所デビューっす。  「一生座らないまま済めばどんなにラクか」と思っていた運転席に、とうとう座る日がやってきた。首都圏とは違い、電車もない、タクシーも島に1台しかない田舎暮らしである。生活だけなら夫への寄生虫でなんとかなるかもし