見出し画像

JR東グリーン車は平屋階がオススメ


偉そうだなって言われちゃうかもしれないですが、JR東日本 普通列車の2階建てグリーン車にも乗り慣れて来たのでどこの席がオススメか書いてみようと思います。
結論から言うとタイトルの通り、私は平屋席がいいと思っています。

なお、2階建て部分の下が1階、上が2階、普通車/ホームと同じ高さの部分を平屋と呼びます。

それでは各座席の特徴を見てみましょう。

2階席

言わずもがな、眺望はいい。

ただしメリットはそれくらいでデメリットが多めです。

まず頭上が狭い。
1フロアで高さを目いっぱい使える平屋に比べれば二階建て部分は当然天井が低いのですが、特に2階は狭いです。

なぜなら電車の肩の部分が丸みを帯びているから。

その結果、特に窓側席では頭の上にまで窓が回り込んできます。

真上からも日が差しえるのでブラインドの出番が多くなり、結果眺望をスポイルすることにもなります。

1階席

メリットは、人の出入りが少ない(らしい)です。
特に休日の2階は景色優先の旅行勢が多めになるので下のほうが静か(らしい)です。

あとさっきも書いた通り2階よりは頭の高さに余裕があります。

景色に関しては、やはり視線は低くなりますが、そこまで見にくいというわけでもない気がします。
むしろ普通の電車より線路が近く見えてスピード感があったりと新しい感覚ですし、線路が見やすいというヲタク需要も、、、

おまけながら、1階席だけは通路より座席部分が一段高くなっています。

2021/4/12追記
自分で乗ったときは気付かなかったのですが、ネットを見ていると1階席にだけ読書灯があるようです。
下の階なので暗さ対策なのでしょうか。
手元の明るさを安定させたい、という時には1階席が有利になるかもしれません。

平屋席

個人的にオススメです。

まずはやっぱり、高さにゆとりがあります。
その結果、このフロアだけが網棚が存在します。
荷物が多い人には大事かもです。

そして私が思う一番大事なポイント。
このフロアだけデッキとドアで仕切られています。

1、2階の場合、デッキとの間の螺旋階段にドアはなく筒抜けです。

この結果 走行音はもとより、ドアが開くと風が入ったり、最悪なのはデッキで通話している人の声が丸聞こえになったりします。

平屋席の場合はデッキとの間、車端部ともきちんとドアで閉められているので騒音が少ないです。

デメリットは、、
前後方向が狭いこと、このフロアだけ窓が1列で1枚(他は2列で1枚)になっていることからやや窮屈感があることですかね。
でも上下のゆとりは圧倒的にあります。

揺れに関して

これはちょっと複雑なので別建てで。

物理的に考えて、重心はたぶん1階と2階の間くらいなんじゃないでしょうか。
そこを中心に揺れると考えると、、、

頭がそこに1番近くなりそうな1階席が有利そうなのかな?と考えていました。

ただ実際に乗ってみると、1階は何だか妙な揺れ方に感じました。
長周期でゆらーんゆらーんとするような。
だんだん気持ち悪くなりそうな感じです。

一方2階席、こちらは順当に、振られるなー、という感じです。
シンプルに揺れが大きいです。

最後に平屋席。
重心から遠いという意味では1番不利です。
また台車直上なので突き上げも感じます。

が、揺れ方という意味では素直と言いますか、違和感のない揺れ方です。

これは乗り慣れている普通車と条件が一緒なことから単純に慣れの問題かもしれませんが、個人的には素直に揺れる平屋席が快適に感じました。

平屋席の抱える意外なデメリット

さてここまで平屋席はメリット多めに書きましたがデメリットもあります。

まず、4号車の5号車寄りにはアテンダントが乗る乗務員室があります。
結果、4号車の5号車寄り平屋席はアテンダントが検札やら交代やらで頻繁に通過します。
それが意外と気になりました。

一方5号車の4号車寄りはトイレがあります。
アテンダントさんほどではなさそうですがトイレ利用者が通過する可能性があります。

では4号車の3号車寄りはどうか。
普通車からグリーン車に入ってくる人はまずいないので通過する人は少ないでしょうが、3号車はどの系列でもモハですのでモーター音が入ってきます。
E233系、E235系では6号車もモハになったので5号車の6号車寄りもモーター音が入ってきます。

結果的に人が通るかモーター音が入ってくるかの選択を迫られることになってしまいます。

結論

以上書いてきましたが、私は平屋席が一番メリットが大きいと感じます。

みなさんは如何でしょうか???

まあただ言っても自由席ですし、特にSuicaでグリーン券を買った場合は手軽に席移動ができますので、その時その時でうろちょろしてもいいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?