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ビジネスはギャンブル的に考えてはいけない
今日は、去年Twitterでツイートしたこの投稿について深掘りしたいと思います。
リーダーはチームとしての成功を目指すことが大切だが、少しの確率に賭けた博打的な決め方をしてはいけない。仕事はギャンブルではない。過去の成功例を真似してそれに賭けるよりも、過去の失敗例の要因を分析して同じ失敗をしないようにする。失敗確率を下げて前へ進み成功に近づいていくことが大事。
— ひろ社長|理学療法士|介護事業経営9年目 (@matworks) December 21, 2021
リーダーのやり方というのは人によって千差万別です。
自分が尊敬するリーダーなど、誰かの真似をそのままして上手くいくかというと、そんなことはなく、自身が持つキャラクターを活かしたやり方をするのが良いと思います。
そういう意味では、リーダーシップというのは自分の日々の言動と、それによって引き起こされた仕事上での結果をしっかりと受け止めて、日々試行錯誤して改善しながら作り上げていくものだと思います。
リーダーとしてのやり方は人それぞれあっていいと思うのですが、最低限おさえなければならないポイントはあります。
それは、「ビジネスをギャンブル的に考えてはいけない」ということです。
ビジネスは、「賭けに出る」という表現にあるように、ギャンブルと同じようにとらえられることがあるかもしれませんが、賭けに出ることができるのは、あくまで「許容できる範囲での負け」についてです。
賭けに負けてしまって、手持ち資金が0になり倒産してしまっては元も子もありません。
そういう点でビジネスにおいては、他社の成功事例を盲目的に真似て「数打ちゃ当たる」的にやっていくのはリスクが高いといえます。
「成功を増やしていく」よりも、まず「失敗を減らしていく」ことが大事です。
自社の過去の失敗から学び、それを次に活かしていくことです。
会社にとっては「倒産すること」だけは何があっても避けなければなりません。
それが経営者としての責任です。
これは経営者に限ったことではなく、現場のリーダーにもいえることです。
1プロジェクトを任された時も、いかに負けを減らすかを考える必要があります。
このように書くと、「挑戦しない」ように思われるかもしれませんが、「負けを減らす」のと「挑戦しない」のは別です。
挑戦するにしても、失敗したときのダメージを最大限減らせるように事前に綿密な準備をする必要があります。
調査してシミュレーションして関係者に説明、根回しを丁寧にして、準備はし過ぎるぐらいにしましょう。
そしてもし失敗した場合でも、そのダメージはどれぐらいか?
リカバリーできるか?
会社全体への影響はどの程度あるか?
経営者はその失敗を容認してくれるか?
なども確認しておきましょう。
成功する可能性を事前の準備で最大限まで伸ばしつつ、挑戦していきましょう。
以上、今日は「ビジネスはギャンブル的に考えてはいけない」ということについてお伝えしました。
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