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目標をもつことが良いことなのか?


あなたは、5年先、10年先の目標を持って動いていますか?

私は持っていません。


いきなり出鼻をくじくようで申し訳ありませんが、そうなんです。


会社では社長という役割があるので、一応、「その時点での」5年先、10年先の目標は従業員に示しています。

でも個人として考えたら、そんなに長期的な先の目標にはあまり意味がないのではないかと思っています。


現代はVUCAの時代


現代はVUCA(ブーカ)の時代と言われています。


VUCAとは、

V:Volatility(変動性)
U:Uncertainty(不確実性)
C:Complexity(複雑性)
A:Ambiguity(曖昧性)

のことです。


元々は軍事用語でしたが、変化が激しい世界情勢を表す言葉としてビジネスでも利用されるようになりました。


こんな変化の激しい現代で、5年先、10年先の目標がずっと変わらずにあって、計画通りに達成できていくなんてことはまずないと思います。


その都度、時代の変化に応じて変えていかなければならないことが多いはずです。


仮で決める分はいいと思いますが、その長期的な目標にとらわれ過ぎるのはよくないと思っています。


実際、コロナ禍になって世界的に新しい日常に変わらざるを得ない状況になりました。


そんな時に、リモートワークの働き方へのシフトが行われましたし、飲食業の方はデリバリー事業に重点を置くようになったりしました。


このような変化は3年前までは予測できなかったことだと思います。


コロナ禍になってもこれまで通りの働き方、目標で動いていたら、大打撃を受けるはずです。


長期的な目標は必要か?


理念やビジョンは変わらなくても、目標はその都度修正していく必要があると思います。


「5年先、10年先の目標をもって動いていかないといけない。」


そういった、社会にある価値観に惑わされてはいないだろうか?
と思うのです。


私は、今目の前にあるやりたいことをひたすらやればいい
と思っています。


3ヶ月や半年といった短期で達成できる目標は、今目の前にあることの延長線上にあるでしょうから、そういった短期的な目標をもって動くことは良いと思います。


実際に私は、目の前にあることにとことんハマるタイプで、これまでハマってきたものを挙げると、

PNF
心臓リハビリ
呼吸リハビリ
といった感じで、その時に大事だと感じたものにハマってやってきました。


起業した時も、病院勤務時代に地域のリハビリの受け皿が少ないと感じていたので、その受け皿を自分達でどんどん作っていったら面白いんじゃないか?
こんな自分でも、地域に出れば社会に大きく貢献することができるのではないか?
という想いから、それまで経験を重ねてきた呼吸リハビリというものをバッサリとやめて起業しました。


起業前までは呼吸リハビリを5年先も10年先もやっているものと思っていましたから、目標が大きく変わってしまいました。


でも、起業したことは今でも後悔していません。


その決断が自分の人生にとってとても良かったと心底思っているからです。


今目の前にあることが変わりないリアルな現実なのですから、あまり長期的な先のことは考えずに、今を生きる方がいいんじゃないかと思います。



以上、今日は「目標をもつことが良いことなのか?」
についてお伝えしました。


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