Bearは知的生産のモチベーションを上げてくれるツールである
「メモ術をどうするか?」
これ、私の中で定期的に頭に浮かんでくるキーワードです。
いかにして知的生産の生産性を上げるか?
これは永遠のテーマです。
もはや私にとってライフワークともいえるテーマです。
そしてその知的生産のためのツールをどうするか?
これまでさまざまなトライ&エラーを繰り返してきました。
中学生時代のアナログのノートから始まって、B5、B6、A5、A6、A4など、さまざまなサイズのノート、ルーズリーフ、システム手帳、レポート用紙、リングノート、情報カードなど。
そして、今から13年前の2011年にEvernoteに出会ってからはデジタルノートも加わり、それからしばらくはアナログとデジタルの併用スタイルでした。
そして次第にデジタルノートの機能や使い勝手が向上するにしたがい、ここ数年はアナログノートを使うことはほぼなくなり、デジタルノートがメインとなりました。
デジタルになってからも色々とトライ&エラーをして、Evernote、Notion、Obsidian、OneNote、Bearなど試してきました。
最終的には、EvernoteかBearか?という2択まで絞り込みました。
そして今回、EvernoteからBearに乗り換える決断をしたところです。
これまではEvernote使用歴が一番長かったのですが、これまでの知的生産遍歴で培ってきた厳しい選択眼を駆使して、Evernoteに代わるツールとしてBearをチェックしたところ、乗り換えに値するものだと確信できました。
私が感じるEvernoteと比べたBearのメリットは以下の通りです。(記事執筆時点において)
デザインが好み
文字設定のカスタマイズ性が高い
動作が速い
タグによる構造的な管理が素早くできる
この中で私が一番重要視しているのが、デザインの部分と文字設定のカスタマイズ性です。
この2つ、私の知的生産において非常に大きなウエイトを占めています。
Notionもデザイン性では優れていましたが、設定の複雑さと検索性の低さでメインのツールとして考えるのは現時点では難しかったです。
知的生産においては、
いかに頻繁にそのツールを使う気持ちになるか?
使っていて楽しいか?心地良いか?
という点は非常に重要であると考えます。
なぜなら、そこが一番生産性に影響を与えるからです。
いかに機能が優れていたり機能が豊富にあっても、そもそも使う気になれなければ本末転倒なわけです。
これまでの私の経験から、特に知的生産は気分やモチベーションから大きな影響を受けると考えています。
その点においてBearは優れていると思います。
Bearのデザインの世界観が好きですし、私は細かい字でビッシリ書かれているのを見るのが好きなので、Bearの文字設定もかなり小さめの文字に設定しています。
これだけで1日に何度も見返したくなります。
この自分の書いたアウトプットを「見返す」ということは多くの本でその重要性が書かれていますが、知的生産においては非常に重要なポイントです。
何度も見返す機会があるということは、そこからそれだけ思考や発想が広がる可能性が増えるわけです。
また、小さい文字に設定できるということは、スマホの小さい画面の中での一覧性を確保できるという点でも優れています。
知的生産においては、前後の文脈を考慮しながら構成を考えていく必要がありますので、その点でも一覧性はメリットになってきます。
実際にこの原稿の下書きもBearで書いています。
有料版のBear Proならマルチデバイスでの同期に対応していますので、iPadで書きかけた原稿の続きをiPhoneで書く、といったことができるようになります。
有料版のサブスク料金は月間だと150円、年間だと1500円です。(原稿執筆時点)
月にジュース1杯程度の費用で便利に使えますので、オススメです。
これからはBearで知的生産ライフを楽しんでいこうと思っています。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!
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