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ケアマネさんに専門職として意見すること

先日、Twitterでツイートしたこの投稿について詳しく書きたいと思います。


介護保険では、ケアマネジャー(以下ケアマネ)が作るケアプランに事業所として入れてもらえなければ、サービスを提供することができません。



ケアマネに選ばれなければ仕事がないわけですね。


直接、利用者やご家族から選ばれてケアマネに希望を伝えられるパターンもありますが、多くはありません。


利用者やご家族は、どの事業所が良いか全く分からないことが多いため、ケアマネがいくつかの事業所を提案して選んでもらうパターンが多いと思います。



ケアマネに知ってもらえたり気に入られなければ提案すらしてもらえなくなるため、ケアマネへの営業が重要になってきます。



そういう構造から、ケアマネに嫌われることを恐れて直接意見しにくいと思う方もいらっしゃるようです。


私も介護事業を始めた当初はそうでした。



例えばこちらから事業所に電話をかけたとき、まず相手が名乗ります。「はい、〇〇デイサービスの〇〇です。」
そしてこちらが名乗ります。「〇〇ケアプランセンターの〇〇です。」


すると、事業所名と名前を名乗る時は普通のテンションだったのに、急に反応が変わって、「あ!いつもお世話になっております!」とテンションが高くなり分かりやすく反応が変わる方がいます。



特に事業所での役職が上になるほど、その傾向があるような気がします。


こんな反応をされると、気分が良くなって勘違いしてしまうケアマネもいると思います。


「自分が上」みたいな勘違いですね。


もちろん、そうじゃない人がほとんどなのですが。



こういう力関係みたいなものを意識してしまうと、なかなかケアマネに対して意見が言えないということが出てくると思います。


例えば、

  • ケアプランの目標を少し変えて欲しいんだけど、言いにくいなぁ

  • これぐらい動けるようになったら、もうリハビリは卒業でもいいんだけどなぁ

  • マッサージをして欲しいと言われるけど、リハビリはマッサージ屋さんじゃないんだけどなぁ

    といったことがあると思います。


ケアチームの中心はケアマネではなく、利用者さんなのですから、ケアチームのメンバーは皆、対等な立場であるはずです。


このことを意識して、リハビリ専門職は、専門家としてしっかりとケアマネに意見をしていきましょう。


しっかりと意見したことが間違っていなければ、ケアマネからの信頼を得られるはずです。

そして、その信頼を積み上げていきましょう。


そうすれば、ケアマネから積極的に意見を求められるようになるはずです。


特に地域で働いてまだ間もない方や、リハビリ職としての経験年数が少ない方は、つい遠慮がちになってしまうかもしれません。


しかしケアマネよりはリハビリに関しては専門家のはずです。


勇気を持って意見を伝えていきましょう!



以上、ケアマネに遠慮は不要であるということについて書いてみました。


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