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新年の目標の立て方とメンタルの関係

まずは今年1年大変お世話になりました。

皆様に読んでもらえたことがモチベになり、今日まで投稿を続けてこれました。ありがとう!ありがとう!!

さて、もうすぐ新年を迎える訳ですが、あるいは、この記事を読んでいる時にはすでに新年を迎えているかもしれませんが、
新年と言えば、今年の目標なんかを立てたりしますよね。

ただ、ちょっと待ってください。目標の立て方次第では、メンタルに悪影響を及ぼすこともあります。


たとえば、マンガ家志望の人が以下のような目標を立てたとします。

①読切を完成させて、様々な出版社に持ち込みをする。

②2ヶ月に1作のペースで読切を完成させる。

③賞に受賞する

④連載する

数が大きくなるにつれ、悪い目標の立て方です。

まず①はそこまで難しいことではありません。
やる気次第でクリアできる目標です。

②はかなりきついペースです。具体的な期間を設定してしまうと焦ってしまいますし、その結果、雑になってしまうこともあるでしょう。

③はもう本人の努力だけではどうにもならないことがあります。
出版社によって反応は違うでしょうし、その時の編集者や審査員のマンガ家によっても反応が違うでしょうから。

④だとさらにそれが顕著になります。
『ONE PIECE』でさえ、編集会議で賛否両論だったのですから、もう運否天賦の領域かもしれません。

つまり何が言いたいかというと、
自分のやる気や努力ではどうにもならないことを目標にするのは避けた方がいいですし、ハードルを高くするのも止めた方がいいという話です。

あなたが強メンタルで、達成できなかったとしても上手く切り替えられる人なら、目標を高く設定するのもありだと思います。公表効果というのもありますから。


しかしそうではなく、目標がプレッシャーとなり、達成できなかった時に
「自分はダメな奴だ」と自分を責めるようなタイプだと、高い目標設定それ自体が悪影響になります。
つまり、精神疾患の元凶である体のこわばりに繋がりかねないということです。

では、それらを踏まえて私の来年の目標を設定したいと思います。
私は現在マンガで描きたいテーマが2つあり、読切を鋭意制作中です。
そこで私の来年の目標は…

絶対に妥協しないで自分が納得できる読切に仕上げる!


どう評価されるのかは分かりませんし、二の次です。
とにかく自分が「これ以上は改善できない」ってくらい作り込む。
全部自分次第です。

「自分は絶対こうなるんだ!」と肩ひじ張らずに自分にできることだけを精一杯やろうというのがポイントです。

それでは皆様、良いお年を。



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