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自分をいつわる生き方


こんにちは!
松田です。

前回の記事で

①「私、もう看護師、保健師として自分を偽る生き方に疲れました。」

②「これからは、もっと自分を大切にして、自分のやりたいことをやっていくんだ!」

と、書きましたが、今回は、この部分をもう少し掘り下げてみようと思います。

自分を偽る生き方


この中の偽る(いつわる)という言葉がやけに気になったので、もう一度検索してみました。

偽る↓

事実自分本心隠し真実曲げて言ったり、したりする。「身分を—・る」「病気と—・る」

ます。あざむく。「人を—・る」「己を—・る」

→騙(だま)す[用法]

https://www.weblio.jp/content/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%82%8F%E3%82%8B

引用の中で、「自分の本心を隠す。だます。」にひっかかります。
つまり私は自分の本心を出していないということです。

では、私の本心は何でしょう?

ピンと来たのが、「人に嫌われたくない」でした。

人に嫌われたくないから、本心(本当の自分)を偽っているわけです。

あれ?いつからこんな私になった?

看護師、保健師は…

新人看護師の頃、師長から「看護師は女優になるのよ!」と言われたことがあります。

それは、場面場面で、役柄を変えるという事です。

例えば、さっきまで亡くなった方の看取りをし悲しんでいたのに、部屋を出たら、退院する患者さんに無理をして笑顔で接する感じです。(悲しみ→喜び)

つまり、感情をコロコロ変えて、その場にあった演技をしていたのです。

これを長年やっていると、本当の自分を見失っていきました。

見失うようになったのは、自分を守るためです。

女優を演じなきゃ!
人から嫌われないようにしなきゃ!
と自分を偽って偽って生きてきたのです。

結果、本当の自分=本当の感情を偽って生きることで、私はつらくなってしまいました。

本当の私

偽る私は、本当の私とは違います。

本当は人見知りなんだけど、感情を顔に出しやすく、すぐ自分の気持ちを話すタイプです。

人見知りに関しては、新人の頃は苦労しました。これに関してはまたの機会に書きます。

感情や気持ちをすぐ話すことに関しては、「わー嬉しい!」「やったー!」とか感嘆詞が多め。結果…

  1. 人見知り

  2. 感情を顔に出しやすい

  3. 感嘆詞が多い

これどれも看護師には向いてませんw

もう20年以上、こんな生活をしていると自分が自分じゃなくなる気がして怖いのです。

仕事で偽る自分。感情を押し殺して生きる自分。
仲の良い友人と、家族の前では本当の自分を出せていますが、これってどうなんでしょうか?


あまりにも本来の自分と、仕事の自分が掛け離れて無理をしているので、疲れてそりゃ転職20回以上するわな…

これが今私の中で出している答えです。

自分を大切にしていく

今度は、②「これからは、もっと自分を大切にして、自分のやりたいことをやっていくんだ!」について考えます。

これを書く時点で、自分の事を犠牲にして無理をしながら働いていることがわかります。

心理学でシャンパンタワーの法則というものがあると知りました。

ホストクラブ等でよく見るあのシャンパンタワーの一番上のグラスを自分、2番目を家族、3番目を友人、職場、4番目を社会、地域というように上から自分を満たすと、下へも愛情があふれるという法則です。


私はこの法則を知り、自分のグラスを満たすより、2番目、3番目のグラスからシャンパンを注いでいたことに気づきました。

そりゃ、自分を満たしていないと、のどが渇きますよね。

だから、まずは自分を満たすことから始めようと思います。

長くなるので、今日はここまで。



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