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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う 青柳碧人

日本の昔話をミステリで読み解き好評を博した『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続き、西洋童話をベースにした連作短編ミステリが誕生しました。
今作の主人公は赤ずきん!

――クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきんがその途中で事件に遭遇。
「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」を下敷きに、小道具を使ったトリック満載!

こんなミステリがあったのか、と興奮すること間違いなし。
全編を通して『大きな謎』も隠されていて、わくわく・ドキドキが止まりません!

あらすじより

1つ1つの短編が1つの本になるんじゃないかなと思うほど、トリックや要素がたくさんあった。サクサク赤ずきんが解いていくが、私は内容がなかなか頭に落とし込めなかった。でも面白い!
童話のキャラクター感も残しつつ、奇想天外な話にするのは本当にすごいと感動。

最近映画化したらしいので、機会があればみて見たいと思います。

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