レモンと殺人鬼 くわがきあゆ
スリルと驚きの一冊。どんでん返しが止まらない。サイコパス多すぎる。最後はジェットコースターに乗っているような展開の連続。
1番よかったところは、最後に主人公が犯人と対峙したとき主人公が覚醒するところ。虐げられる側だと思っていたが、主人公も家族も虐げる側だったことに気がついて、犯人をあっさりと返り討ちにする。その部分の心の描写がすごく印象に残った。
ラストのたくましくなった主人公に爽快感すら感じてしまう。伏線も多く、読み応えのある小説でした。
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