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Vol.27 カウンセラーの正解とは?


突然ですが、
カウンセリングって受けたことあります?


このカウンセリングって
受けた人に何が効果的か
ほんとにわかんないんですよね。


相談される人は
「話を聞いて欲しい」
「同情して欲しい」

と思ってカウンセリングを受けます。

ただこのカウンセリング。
人によっては同情するのが
正解ではないときがあります。

ぼくがその例でした。


今日はぼくがカウンセリング?相談を
受けたときの感情変化の話です。



ぼくは、この1月に自分が起こしたハラスメントが原因で
職場異動となりまして、

モチベ0
やる気0
体調良さ0

「キーボードが打つ気力もない・・・」

と心身ともに落ち込んでいました。

食欲もなく、なんのテレビ見ても
感情が湧かないんですよね。


どうしよ。。。しんどい。。。
会社休みたい。誰かに相談したい。

と頭の中ぐるぐる回って
いつ死んでもおかしくない状態でした。

そこで、
「あ!あの人なら。。。」

と以前相談に乗ってもらった
会社の人事の方を思い出しました。

この人事の方は
こちらのエピソードにも出てきてる方です↓


なぜ会社の人事の方に相談したのかですが、

なんか引っかかったんですよね。
「この人なら助けてくれるかもしれない」って

信頼できそうって。

信頼できる。そう思ったのは
ぼくがその人から落胆して9ヶ月後のことです。

この人事の方(Yさんとします)
出会いは2022年4月になります。

最初の出会いはあんまりいいイメージで
はなかったんですよ。

ぼくは2021年7月にハラスメント事件を
起こして、悶々としてました。

「俺はやっていない!!!!」

その思いが募って、
2022年4月に人事宛にメールを送ったんですね。


「ハラスメントなんて不当だ!!
おかしいだろ!!!取り消せ!!!」

みたいな文言。

ほんとに小学生みたいに送りました。

すると、このYさんがぼくのメールを見て
「なにかお困りごとですが?一度お話を聞きますよ。」
話を聞いてくださったんです。

当時嬉しかったですよ。
だって会社に味方がいたぁぁああああって

面談当日、

最初はぼくの話をきいてもらって
「うん、うん、そうなんですか。
それはつらいですね。。。」

と共感してくださいました。
「会社にも味方がいる。」

ぼくはめちゃくちゃ嬉しかったんです。
正直涙もでました。

「またこちらでもそのハラスメントの件
事実確認をしてみますね。」

「はい!よろしくおねがいします!」

とぼくは意気揚々となりました。





ところが、その後日。

Yさんから呼び出しがあって

「松永さん、あなた※顛末書だしてますよね。
これはあなたが悪いと認めた証拠では?」
※顛末書:やらかしたあとにだす書類。始末書の一個下

と2021年7月に起こしたハラスメントの件で
Yさんも調べた結果は松永に非があるでした。

「松永さん、相談いただいて申し訳ないですが、
この件を覆すことはできません。」

「あなたが100%悪いとは言いません。
ただ覆すほど不当な判断ではないです。」


その言葉をきいたとき悲しみと落胆が
一気に押し寄せました。

えっもうこの会社では見方ゼロなのね。
つら。シンプルにつら。・・・

と悲しみのあとに怒りが

なんだよ。このひと!!!

同情してくれよ!!!

おれは会社であんなに頑張ったのに!!!

ハラタツ!!!!ハラタツ!!!!


もうYさんにも絶望しかありません。

帰り際も
「また何かありましたら・・・」
「もう二度とこんなとこには来ませんよ!!」

ドアをバタンっと閉め面談終了。


そんなYさんとのあまりいい印象ではない
出来事があったんです。

で、

なぜ印象最悪から9ヶ月後に
「あっYさんに相談しよ。」
と思ったのか?

それは、その当時、客観的に物事を言ってくれたからなんです。

ん??客観的に言うってそんな場面あった?

これがぼくの中でも難しい感情なんですが、

今ボク自身も客観的に考えると
「たしかに冷静になってぼくが悪いか」
って思っていたんです。

ただ周りは
「松永は悪くないよ。」と同情してくれて

「俺は悪くない!!!」と調子に乗っていたんですね。


その点、客観的にズバッと言ってくれるYさんが
逆にこの人は信頼できるって思ったんです。

この感情ぼくでもマジでわかんないんです。

もしその面談でぼくよりの意見を言ってくれたら
こうはなってなかったです。

「その子が悪いですよね!」
「一緒に不当なハラスメントを取り下げてもらいましょう!」

とか言ってたら
”信頼”はなかったかなぁと。


カウンセリングで大事なことって
まずは相手の立場になって共感する。

その後客観的な視野をもって回答する。

それが相談者を傷つける結果となっても。


これが一番のカウンセラーではないかと。

ぼくは思います。


でも、なぜぼくが2022年4月の段階で
印象最悪の人を約9ヶ月後に

「この人なら大丈夫かも、相談したい。」

と思ったのは客観的に物事をズバッと言ってくれることでした。


人によってクリティカルヒットするかは
わかりません。


相手に同情して相手が言って欲しいことを言う
カウンセリングではなく、

客観的にズバッときつくても言う

これがぼくの心が刺さるポイントでした。


人間ってほんと不思議ですよね。

同情してほしくて相談したかったのに
心に刺さったのは厳しい言葉。


カウンセリングってほんとに難しい。


ここまでご覧いただき
ありがとうございます。

どうです?あなたも人に相談でして
思わぬ結果となり、その場では

「この人やっぱりわかっていないわ」
「相談する人間違えた」

と怒りや落胆するも

その後、「あ〜あのひとわかってくれたのかも」
となった経験。


こんな経験ありましたら
ちょっと教えてほしいです↓


それではまた次回のnoteで!

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