比較しない勇気

勝敗ですべてを見ない

今の君たちは遊びの中でいろんな勝敗をつけているね。
かくれんぼで見つかったら負け、見つけた人が勝ち。
トランプで最後ババを持っていたら負け、手元のカードがなくなったら勝ち。
これらはゲームのルールなので勝敗があって当たり前だし、勝負が着くからこそ面白い。

でも君たちが社会に出たら単純に勝敗で判断すべきではないことが多々出てくると思う。
たとえば、どんな仕事に就いたかとか、人生の成功者になれたかとか。
これらは自分が仕事や人生において、何を重要視するかによって変わってくるので、人それぞれバラバラだというのが僕の考えだ。
だから自分の価値観だけで他人の仕事や人生を見下したりすることがあってはならない。

自分とのゲームを楽しもう

他人と比較するのではなく自分と対話しながら現状と課題を把握して改善していく。
僕はこの繰り返しが人生に必要だと思っている。
他人を見て学ぶことはもちろんいいことだし、どんどんしたらいいと思う。
でもあの人に勝っている、負けているという単純な比較をするより自分自身が描く理想と比較する方が自分の描くゴールに近づけるはずだ。
だから他人と比較して劣等感や優越感を持つのではなく、自分のゴールを目指してその道中も含めて思いっきり楽しめるゲームとして人生を満喫して欲しい。