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007を復習する。『ロシアより愛をこめて』

使える男かどうかは腹筋の量で決まる。

ロシアにはいかない。あとロシアじゃなくてスペクターが刺客送ってくる。愛をこめられるのはほんと。今回のボンドガールは敵なんだけど、そのタチアナちゃんがめちゃくちゃチョロい。一夜を共にする前から落ちてたんじゃないかって疑うくらい。

僕が注目したのはNo.3ことローザ・クレッブ。ソ連の諜報部の主任。祖国を裏切りスペクターに加入、立場を利用して何も知らないタチアナをボンドに送り込む。刺客のグラントの初顔合わせの時周りの男たちに嫌悪感をむき出しにしながらグラントに近づき、メリケンサックを取り出し、グラントにフルスイングのボディお見舞いする。微動だにしないグランと見て。

「いいじゃない」

この人はとにかくキャラが立ってる。コスプレが趣味。

まず勉三さん

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似すぎ。

昔は薄いレンズがなかったから度のきついのはみんなこうなるんだけど、やっぱり勉三さんにしか見えない。お次は潜入作戦の時の姿。

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似合いすぎ。

諜報部主任よりにあってる。この映画は「Dr.No」に比べて登場人物のキャラが立ってる。それだけじゃなくて、これからの007の雛形になってる。敵は男はいつもデカい。敵の女はボンドの魅力にやられる。あと、敵のボスが猫を抱いてるイメージを作ったのもこれかもしれない。OPが有名だけど、それ以外にもいいところがたくさんあるのがこれを最高傑作に推す人が多い理由なんだね。



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