missionとpurposeの使い分け
mewspicks記事から。
missionとpurposeの違いとは
missionとは一人称視点、puoposeとは三人称的視点を含むもの。
昨今は、企業にも社会的意義が求められており、ただ利益を貪るだけの企業は駆逐されていくだろう、という内容。
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僕の中の「社長」は、自我が強くて目的達成意識が高いというイメージ。このようなイメージがあるのは、上記のmissionのみを駆動力に、企業が利益を生み出してきた事実と無関係ではないだろう。
時代が変わり、大きく価値観が変わりつつある。
僕は1993年生まれでいわゆる「ミレニアム世代」であるが、大企業オジサンとの価値観のギャップは想像以上に大きく、ベルリンの壁に匹敵するくらい双方には相違があると感じている。
特に「働く」ということの位置づけや人とのコミュニケーション方法、なんらかの違いによる差別意識(性別、能力など)などは悲劇的。
若者中心に社会的意義を重視する人が多く、企業にもpurposeが必須になっている。
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このような類の話は本記事を読んでいただくとして、僕が注目したのは、目標を2つに区別したmissionとpuoposeの使い分けについてである。
「目標はありますか」と聞かれて、自然と「~になりたい」と答える人がいる一方で、「~のような社会にしたい」と答える人がいる。
一方の形式で答えたからその他方が欠けているわけでは無く、たいていはその双方を混ぜて目標設定しているはず。
この2つには「視点の違い」があり、missionは「一人称視点(自分はこうなりたい)」、puoposeは「三人称的視点を含む(社会をこうしたい)」という違いがある。
つまり、「自分のやりたいこと(mission)」を俯瞰してその本質を探った時に、より抽象化された意義(purpose)が見つかるということだ。
僕が就職活動をするとき、そして転職活動をするときには、同じ「目的」という言葉を使って整理していたため、いつのまにかごっちゃになることがあった。今後は言葉を使い分けて、思考を整理していきたい。
*(余談)
「区別ができたらそこに名前をつける」という行為はとても重要なのではないか、というのが最近の発見。
どうしても言葉で思考の枠組みが作られてしまうから、そこを細分化できるようなマイルールが必要だと思っている。
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