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日常、エッセイ、思考

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日記的なこと、思考の整理、感じたこと、言葉にしておきたいことを残しています。
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2022年8月の記事一覧

信念補強と信念検証

本の読み方のはなし。 信念補強型とは、思想の正しさを証明する材料を集めていくもの。 信念…

Nozzy
2年前

プラグマティズム

「プラグマティズム」とは、ギリシア語で「行動」や「実践」を意味する「プラグマ」に由来して…

Nozzy
2年前

アイデアの発散と収束

思考が繋がってどんどんアイデアが出てくる「発散」状態とそれらのつながりが見えてきて境界線…

Nozzy
2年前

デスゲームはただの思考実験になりがち

たまにデスゲーム系の映画を見る。有名どころで言えば、『カイジ』のようなもので急に前触れも…

Nozzy
2年前
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写真の価値とは

写真の価値はなにだろうか。 今やだれもがスマホを持っていて、世の中にカメラはありふれてい…

Nozzy
2年前
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「to do good」と「to be good」

「to do good」は「良い行いをすること」で、それと並列されるのが「to be good」である。これ…

Nozzy
2年前

みかけの因果律で人は悩む

見かけの因果律とは「相関があるように見えて、実は直接的な原因-結果関係、相関関係にはないもの」のことだ。相関が見えた場合、たいていそれらの背後には双方に関係する全く別の要因が存在する。 言葉自体は統計学を少し勉強すれば出てくる程度のものだが、実際に出会ったときにそれを正確に理解するのは難しい。事象に因果や相関が見えたとき、僕たち人間は簡単にそれらを結び付けてしまう。 定量化できる指標がある場合は、それらを比較して少しずるそれらの関係を紐解いて整理していけばよいが、定量化でき

社会構造を理解する学問

社会構造を理解する学問を「社会学」というらしい。社会学とは何だろう。 社会学は、人間がつ…

Nozzy
2年前

「教養」とは何を指すのか

「教養」とは何だろうか。 教養(きょうよう)とは、個人の人格や学習に結びついた知識や行い…

Nozzy
2年前

構造がコミュニケーションを定義する

僕たちの思考や価値観はどのように形作られていくか。 カールマルクスは社会を構成する概念を…

Nozzy
2年前
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一次元に生きる人たち

僕たちが生きている次元は三次元。横方向、奥行方向、高さ方向の軸がある立体的な空間に、僕た…

Nozzy
2年前

それは感想ではなく、単なる条件反射

感想とは何か。 ある物事に対して心に感じ思うこと。また、その思い。所感。感懐。 それは…

Nozzy
2年前

実体論と関係論

最近気になったワードのメモ。 タイトルに書いた「実体論」「関係論」はいずれもモノの見方の…

Nozzy
2年前
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「美しいと思うあなたの心が美しい」

これは相田みつをの有名な言葉。 「ぼくたちには同じように世界が見えているのか?」最終的にこの問いに行くつくような、含意をこの言葉には感じてしまう。 僕は、僕たち人間は「世界の一部を切り取ってみている」と思っている。切り取った世界と切り取った僕たちをならべてみても、僕たちは世界を切り取る道具を持っていることが分かり、それが五感である。 最も支配的なのは「視覚」。ただし、人間のこの機能は各々が望んで実装されているわけではない。人間が生まれながらに備えているものなのだ。もし輪廻