プラグマティズム

「プラグマティズム」とは、ギリシア語で「行動」や「実践」を意味する「プラグマ」に由来して生まれた言葉で、物事の真理を「理論や信念からはなく、行動の結果によって判断しよう」という思想です。日本語では、「実用主義」「実際主義」「行為主義」などと訳されています

チャールズ・サンダース・バースが作り、ウィリアムジェームズが発展させ、ジョン・デューイが世に広めたというプラグマティズム。

日本語では「行動主義」とも呼ばれる思想で、ビジネスととても相性が良い考え方である。プラグマティズムの要点はおそらく「実践検証」があるところであり、どんな崇高で洗練された思想でも、行動に結びつきかつ価値がないとスッキリしているところだと思う。

思考を行動に落とし込むことは、最も分かりやすい具体化プロセスであり、本質的に演繹的な行為である。僕はこの抽象・具体化のバランスが好きで、まだにプラグマティズム的な思想を持っている(と思っている)。ただ少し違うのは、僕の場合はそこまでビジネス的な思想に浸食されていないところ。
プラグマティズムの問題点は、価値判断基準がいずれ人間中心になって功利主義的な側面を持ってしまうところ。そうなると、各々が自分に都合をよく解釈して、自分にメリットがあることしかやらなくなる。このような思想に完全に毒されないところが、自分の長所であり短所であると思っている。



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