特撮ヴィラン語り ～その394 フィーニス/アナザー1号～

芸能界で特撮ファンを公言されてる方って結構いますが、その中で本当に作品にキャスティングされちゃった方ってのもちょくちょくおりまして。
ヲタク丸出しで撮影楽しんだんだろうなーってのがひしひし伝わるエピソードをメイキングなどで見てると、なんとも羨ましいんですよねこれがね。

近年では鈴木福くんが「仮面ライダーギーツ」で小さな頃からの夢だった仮面ライダー役としての出演を叶え、「ギーツ」の世界観にちなんで「自らの理想を叶えたデザ神」とネットで散々いじられましたが、なら女性陣はどうかというともちろんいます。
有名なのは中川翔子さん。「特捜戦隊デカレンジャー」でゲストキャラの宇宙人ヤーコとしてレッドにお姫様抱っこされる夢を叶えました。しょこたんといえば元祖ヲタクアイドルですからね。見事なもんです。
では、しょこたんの次の世代のヲタクアイドルとは？個人的に間違いないなと思ってるのが、元乃木坂46の生駒玲奈ちゃんです。

もうね、一言で言うと濃いんですよ生駒ちゃん
もし芸能界入ってなかったら絶対こっち側の人間だもん

そんな生駒ちゃんが夢を叶えたのは、平成と令和の時代を跨ぐ2大仮面ライダー、「ジオウ」と「ゼロワン」のコラボ映画「仮面ライダー 令和ジェネレーション」。
仮面ライダーの歴史を改変し、自らが最初にして最強のライダーになろうとするスーパータイムジャッカーのフィーニス役を演じました。

なんと性別不詳のボクっ子です
ヲタクなら嫌いなわけがないこの属性

時間を止める、瞬間移動するなど様々な力を駆使する強大な敵フィーニス。そのうえ劇中にて、フィーニスは初代仮面ライダーがモチーフになった巨大な怪物アナザー1号に変身。バイク型の下半身で並みいる障害を轢き潰すえげつない戦いぶりを見せました。

ーーが、生駒ちゃんの活躍はこれだけでは終わりませんでした。

なんと2023年、2.5次元の舞台としてリメイクされた「風都探偵」(「仮面ライダーW」の続編漫画、アニメ化もされました)ではヒロインの鳴海亜樹子役に大抜擢。ご本人も亜樹子は大好きなキャラということで大プレッシャーだったんだとか。
さらにその後、「王様戦隊キングオージャー」で何の事前告知もなく、地球から突然転送されたアイドルのイコ・マリナ役としてサプライズのカメオ出演まで果たしたのです。

いくらなんでも癒着が過ぎるぞ生駒ちゃん！！

まぁでも、普通に好きですけどね生駒ちゃん。
どこかのヲタク同士のオフ会でひたすら語り合えたらマジで奇跡だと思いますw

matthew