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独立しました

4月末をもって、芽室町のNPO法人Qucurcusを退職し、独立しました。

地方創生という分野に好奇心だけで飛び込んだのは6年前。

ローカルの現場で暮らし、働く中で、徐々に自分が地域でやりたいことが固まってきて、悩んだ中での決断でした。

新卒からの遍歴は、
株式会社→市役所→町役場→NPO法人→一般社団法人(独立)

少ない年数ながらも行政も民間も経験してきたわけですが、10年前、就活をしていた頃からはまったく考えられない歩み、言ってみれば180度違う歩みをしています。

私の周りには聡明で優秀な方が多い。ある組織に入って成果を挙げながら、着実に出世していく。そんな姿を現在進行形で多く見ています。

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それはかつての自分が思い描いていた姿でもある一方で、自分にはできないことだなと常々思っているので、そんな皆さんをリスペクトしています。

それと比べれば、自分はなんて不器用なんだろうと思います。

東京に長く住んでいたので、周りからは「よく北海道に移住できたね」とびっくりされることも多いですし、自由気ままに生きているように写っているかもしれません。

すでにまったく想定していなかった人生になっているのですが、毎回シミュレーションをして将来への保険はかけつつも、その時その時、しっかり考えて全部決断してきたので、後悔はありません。

世間体や変なプライドに悩み、息苦しさを感じていた頃と比べれば・・

忙しくて、やることが沢山あるのは、社会の中で少しでも必要とされている証拠。今生きていることが幸せです。

そしてこの先の10年、20年(生きていれば・・)

「いつまで続くか分からない人生なので、後悔しない決断を」

これからもブレずに、自分らしく生きるということを続けていきたいと思います。

とはいえ、今回は(相対的に見たら)安定を捨て、裸一貫で飛び出した感が強く、不安も多くあるのですが、

一度きりの人生で、これからの未来を担う若い世代に対して恥ずかしい大人にはなりたくない、という気持ちが年々強まる中、

スノーピーク後藤健市さんの言葉をお借りすれば「行き当たりばっちり」でいきたいと思います。

設立した「一般社団法人 十勝プラス」の由来ですが、

私の大好きな十勝という場所に、ちょっとずつプラスの変化を加えていきたい。それを積み重ねることで、この地域が将来にわたって続いていく上で少しでも力になるのでは。人々が平和に、幸せに暮らすことができる。その支えに少しでもなりたい。そんなシンプルな願いを込めました。

十勝のどこまでも続くまっすぐな道、立派な防風林、大きくて青い空を見ながらいつもぼんやりと考えていたことを、少しずつ実行していきたいと思います。

これまで芽室町を中心に展開してきたサイクルツーリズムなど観光に関わる分野を中心に、地域を良くするさまざまな取り組みに関わっていきます。

同じ方向を向いて前向きに物事を考えられ、感覚や価値観を共有できる様々な方と楽しく仕事をしていきたいと思っています。

仕事の様子は少しずつアップしていくつもりですが、興味を示していただける方のどんなご連絡でもお待ちしております。このようなご時世ですが、なるべく皆さまのもとへ直接ご挨拶に伺いたいと思います。

まだまだ未熟でご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、これからも宜しくお願いいたします。

サポートいただきありがとうございます。地域活性化活動、特に次世代の子どもたちの探究学習の支援に使わせて頂きます。