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【2017年】お母さんの学びメモ「H28年度 第7回教師力アップセミナー」(1)

H28年度 第7回教師力アップセミナー
2017年2月11日(土) 大口中学校
アクティブ・ラーニング時代の学級経営~伝え合う・つながり合う集団づくり~
アクティブ・ラーニングを体験しよう
いま、なぜアクティブ・ラーニングなのか~イチからわかるアクティブ・ラーニング~
講師: 山田 洋一 先生
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一年前から待ちに待っていた山田先生のセミナーに、ようやく参加できた。
念願がかなった興奮で、珍しく一日セミナーではあったが、疲れは全く感じなかった。むしろ、もっと話をお聞きしたい!と思った。

講義形式だけでなく、体験がふんだんに盛り込まれた、まさに「アクティブ・ラーニング」な一日だった。

山田先生のお話から感じたのは、子どもの見取り方がすごい!ということだ。

一人ひとりの子どもをしっかり観察し、それぞれに合わせた対応をされているのに、それが特別扱いをしている風ではなく、きちんと全体指導として機能しているように感じるのだ。

うまく言えないのだが、山田先生の子どもへの接し方を見ているその他の子ども達は、きっと「こう対応すればいいのだな」と自分から動ける子どもに育つだろう、と私には思えた。

学級でのエピソードをいくつか話してくださったのだが、そこに至るまでに、山田先生がいくつも伏線を張り、小さな繰り返しを毎日積み重ねることで、戦略的に学級を作ってこられたのだろうと思う。

見えていないところでのさまざまな配慮についても知りたいなと思った。


・原因究明や分析の方向性

忘れ物をさせないようにしたい、と思ったら、忘れ物をした原因を追究することはよくやることだ。そして対策を立てる。忘れ物をした子どもに「あなたはダメな子だ」というメッセージを送っているのと同じこと。

なぜ忘れ物をしなかったのかの原因の追究をして、それをみんなでシェアする。こんなふうにできるといいね、と。自分もよくなりたいという意欲づけに意識を向ける。

山田先生が話された、このことを聞いてハッとした。

会社では、ミスをなくすこと、再び起こさないことに力点が置かれる。だから、ミスの原因究明をし、次に同じミスが起きないような対策を講じて、それを全体にシェアして周知し、さらに定期的に効果確認を行う。

もちろんその手法はそれなりの効果があるし、よいと思う。でも…と思ったのだ。

人の受け取り方によっては懲罰的に感じることもあるし、叱られるのが嫌でミスを隠すことにつながることもある。

この手法もありつつ、もう一方で、逆に「よかったことをほめて、それをみんなでシェアする」というやり方があってもいいなと思った。

大人だってほめられるとうれしい。それが意欲につながることもある。そんな良い循環を生み出すようにできるといいな。


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