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"ホームオフィス"とは~まったり外資営業にあるある~

こんにちは、まったり外資転職のススメ、うーです。

「有名企業である」ことを捨てれば、給料は日系大手並みで転勤なし、残業なしの有給バッチリの『まったり外資』で働けますヨ、を発信しています。

今日は、『まったり外資』の求人でよくある、ホームオフィススタイルについて。

コロナ禍を経て、「在宅勤務」や「リモートワーク」という言葉はすっかり定着しましたね。「フルリモートの企業じゃなきゃ働かない」だとか「在宅勤務だったのに出社にシフトしてきて辛い」など、まだまだ変革期にあるのかなといった印象。

そんな中、『まったり外資』の営業の求人では、コロナよりもずっと前から、【直行直帰・出社なし】のスタイルがたくさんありました。

【直行直帰】でお客さんのところには出向いているので、「完全在宅」とか「フルリモート」とはちょっと違う(外に出る、外出するので)ものですが、【出社なし】というのは、限りなくそれに近いものですよね…!!
また、最近では「そもそも商談はリモートツールでやっている」という企業も増えているので、【直行直帰】と言えどもそもそも何処にも行かない、という営業マンも増えているようです(私もそうです)

では、外資系に何故こういう求人が多いか、というと…
「欧米は日本ほど、電車も道路も発展していない都市が多いから」です!

「日本は電車が時間通りに来る、海外では当たり前ではない」という話を聞いたことがあると思います。この、「時間通りに来る」というのはそもそも重要ですが、それ以前に「訪問する顧客まで電車網が発達していない」というケースも見受けられます。

日本は新幹線で主要都市部へ行けますし、それ以降の移動も急行電車など多様な方法でアクセス可能です。しかし、電車網が発達していない諸外国・都市ではそうもいきません。
そうすると、「朝・会社に来る」だとか「それからまた顧客のもとへ行く」、「夕方・会社に戻ってくる」というスタイルに非常に時間的コストがかかるようになってきます。

また、車移動の場合も同様で、東京や大阪のような主要都市の場合、日本では考えられないぐらい渋滞が常態化しています。もちろん時間は読めないですし(悪い意味で長くかかると読めますが)、心的ストレスなど負担も大きいです。

そこで、「基本的な事務処理などはおうちのデスクでやってね」というホームオフィススタイルが広まり、定着しました(特にアメリカ)

日本の感覚からすると、「在宅勤務」「リモート」は優れた働き方の1つですが、諸外国では「そうするしかない」といった側面もあったと思われます。

また、交通網×距離といった部分でも、日本は特別で、アメリカ人が日本に来た時、
「東京から名古屋まで1時間半、東京から仙台までも1時間半。こんなに近くて便利なのに、なぜ日本の会社は東京、名古屋、仙台それぞれにオフィスを置くのか」
と質問されたことがあります。

アメリカの感覚からすると、「どこも直行直帰で日帰り出来る場所」でしかなかったんでしょうね。

このような背景で、外資系営業は【直行直帰】のホームオフィススタイルが主流になっています。
有名企業だと、P&Gの営業マンもこのスタイルで、ショッピングセンターやドラッグストアを回って直行直帰する、という形でしたね。

このホームオフィススタイルだと、業種や会社によりますが「社有車貸し出し」や「駐車場借り上げ」も見られますので、車を持ちたいという人にはピッタリかも知れません。

また、大きな声では言えませんが、「ちょっと市役所によって住民票を取る」とか「ユニクロでセールやってるから下着買っとくか」みたいな用事は、基本的に仕事の合間に済ませている人がほとんどです(笑)

以上、今回は直行直帰のホームオフィススタイルについて、お伝えしました。何か聞いてみたいテーマなどあれば、是非メッセくれるとうれしいです!

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