pato著『文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。』を読んで
私はよく「伝わらない」を経験している。
伝えた(言った)けど、ほんとうの意味で伝わったことが少ない。間違った意味で伝わっていることがまぁまぁ、ある。
話すことがニガテ、説明することがニガテ、だから仕方がない。
だったら。よく考えて、伝わるように文章を書こう。誤解されないように。
だからブログやツイッターでぽつりと呟いたり、書いている。
けど、文章でも伝わらないときも、多々ある。
ホント、知ってほしい自分の感情があるのに、伝えるってことは、なんと難しいことか。
「伝える」ことに真正面から向き合った本と出会いました。
▼こちら
文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。
書けない、届かない、伝わらないの絶望をわかりやすく紐解いていく。
読ませる文章なのだ。
すみません、わたし、この本と出会うまで、patoさんのこと存じ上げておらず……。
読んでみると、非常に読みやすくて、どんどん読みたくなって、読後感がちょうどいい。
文章を書く技術や文法論が書いてある本は、もちろん読んだことがある。けど、分厚い辞書みたいな本は、どうしても最後まで読めなくて。
このpatoさんの本は、最後まで読み進めたくなるギミックがこれでもかと詰められている。見た目では、すぐに気づかないんだけど、あとからジワジワくるような、仕掛けがいくつもありました。
最後まで読むと、あいたたた〜ってなりながら、半泣きになる、そんな本。
わたしは一度でも本を読むと、何回も繰り返し読むことをしないのですが。
もう一度読みたくなりました。あとがき読んでからまた最初から読むと、より納得できる、かなぁ〜っと。
書くことや伝えることに葛藤している人は、ぜひ読んでほしい。あたまカラッポにして。笑
そんな、超オススメの本です。
さて、ほかの方の感想を読みに行こ〜!
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