建築はアップデートできるのか

藤村龍至のアーキテクト2.0そして、超線形プロセス論から建築は何か進歩したのだろうか。
氏は多くの事を2つの著書の中で話している。これからの時代の変化そして今の時代に合わせた感覚をだ。

では、建築界は何か変わっだろうか?
僕は変わったようには思わない。と言うよりもIotと言うだけで、BIMやVRと言った言葉にそして図面をやっとタブレットに入れた業界に対してそれを求めるのは酷な気もする。

アーキテクト2.0の2.0とはアップデートだ。
パソコンソフトでアップデートするのはハード側に変更があった時であるしOSの変更もありえる。
つまり僕たちを取り巻く環境は大きく変わっているのだ。

それなのにも関わらずまだまだ、建築は変わらない。ハードばかりを見つめてまだ楽しんでいる。

創造的な住宅やコンセプチャルな部分は確かに建築領域から無くなる事は無いと思うけれど、今現在メーカーが行なっていることの大半は無くなってしまうだろうし、これから無くしていこうと思ってる。

具体的な方法も方策も立っている。
つまるところ無駄なホワイトカラーによって搾取されていたモノを無くして純粋な建築作品をつくる土壌を作りたいと考えている。それに伴って今は2千万3千万する家の価格を大幅に下げたいとさえ考えている。
こうする事でユーザーにはより安くより良いものを届けることが可能になる。

この発端はそもそも僕は建築という物が芸術作品であると言った表現が好きでは無い。と言うところからである。
何故なら建築作品は絵画や音楽と言った物とはまた違う芸術作品であると考えているからだ。
それなのにも関わらず何故建築をハイアートの一部に数えるのだろうか。

建築はどちらかと言えばマスメディアに近い。広告などが一番近いものであると考えている。その理由はクライアントが必ず存在するからである。

芸術とは本来自己表現であると考えている。
それなのにも関わらずクライアント無くして建築物が建つ事は無い。それにはお金が伴うからである。

しかし、それらを破壊して建築を本当のハイアートにする事が現在なら可能であると考える。

2.0とはアップデートである。
今の時代に合わせた作り方をしていく事で新しい建築のあり方建築家のあり方を創り出したい。

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