楽天市場セールレポート その1
はじめに
このレポートは一昨年から、楽天市場を開始した、弱小DtoCが、いかにして売上を向上させて行くのかを試行錯誤する過程をレポートする物です。
昨年(2021年)
年商23万円
月額利用料19,500円×12ヶ月=234,000円
商品原価率
自社商品粗利益90%
他社商品粗利益60%
これに基づき、楽天市場の年間売上損益分岐点は年商50万円であると考えられます。
先月レポート
新商品追加数 3商品(バリエーションで50品)2022年 1月買い物マラソンに参加
ポイント変倍に参加
RPP広告の広告予算を5000円>>10000円に増額
運用型クーポン広告予算5000円を追加
運用型ポイント変倍へ登録し、各商品ごとのポイント倍率を変更
を行った。
先月売上との差
2021年12月は、楽天スーパーセールの時期であった。
また、月初の買い物マラソン及び、5の付く日イベントがかぶっていたこともあり、月初の購買が強く出たと考えられる。
今月は、商品点数が増加したこと、クーポンを導入したことが大きく、購買に結びついていると考えられる。
今までのRPP広告だけでは、顧客への認知を向上させることはできたが、購入させるに至らなかった。
しかし、先月の月初の5の倍数の日には先月売り上げの最大を出していたが、今月の5日、10日(お買い物マラソン期間)中にも関わらず、購入に至らなかった点は検証する必要があると考えられる。
2022年1月の5日、10日について
これについては別途検証を伴う必要がある。
12月1日〜10日までのアクセス数は350人
5日が62人、10日が24人となっている。
1月1日〜10日までののアクセス数は514人
5日が52人、10日が101人となっている。
ここから読み取ることができるのは、認知や流入は向上している。
しかし、クリックスルー率やコンバージョンが大きく低下していることがわかる。
つまり、競合する商品があったか、それに見合うポイント倍率などが設計できていなかったのではないかということが考えられる。
考察
楽天+買い物マラソンのイメージ
高ポイント付与率のイメージがある。
つまり、この期間中のポイント倍率は10倍または20倍程度でなくてはならないのではないか。という可能性である。
ユーザー心理としては、運用ポイント変倍を知っているユーザーは少ないと仮定される。しかしながら、14倍と仮に表示されていると、「このお店6倍分ケチったのかな?」といった印象を受ける可能性は大いにある。
また、全商品のポイント倍率を見たときに、やはり従来よりもお得感が減少する可能性はある。
そこで、来月の施作として行う必要があると考えられるものは、運用ポイント変倍期間を買い物マラソンと外し、店舗内の商品ポイント倍率を統一することを試す価値はあると考えられる。
以上
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