不動産の相続は要注意　#63

最近相続の話をよく聞きます。

そのなかで、不動産相続のトラブルが多いという事です。

やはり一番は金額が大きいことと、相続人が複数の場合に分けれないこと。

土地の分筆はできるけど、現実的には売却金を分けるか、もしくは売らない場合、共有名義にするか。

物理的にすっきりするのは、売却金を分けること。

将来のトラブルの目になりやすいのが共有名義です。

何故か？

相続時とそこから時間がたった将来では、相続人の生活事情や気持ちが変わっている可能性が高い。

いろんな理由でお金が必要になった相続人がいたり、気持ちの問題で売却してほしい人が出たり。

そうなったときに、意見がまとまらずトラブルに発展していくというパターンですね。

他人よりも親族間の方が、気持ちが絡まるとほどくのに大変になります。

ここのところは、皆さん察しが付くところですね。

それらを避けるためにも、相続の為の準備が必要になってきます。

今なら本やネットであらかたの情報を知識として仕入れる。

人の気持ちは変わるものだと自覚する。

そしてできれば早い段階で、税理士さんや不動産仲介に相談しておく。

これらが事前準備だと思います。

親族間のトラブル程、ストレスがかかり、労力を使うことはありません。

是非、早めの準備でそれらを避けてください。